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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年01月04日

目標達成のために全力を傾けない


「誰もいない場所を探している」 (庄野雄治 ミルブックス)

新年最初に購入した1冊。
往来堂書店でした。

そしたら、そのあとに行った
「ペーパーウォールエキュート品川」にも
積んであって、いい感じだと。

東京の本屋さんの中では
この2店の選書とスケール感が好きです。

さて。
この本。

徳島にある小さなコーヒー屋さん
「アアルトコーヒー」の庄野さんの物語。
http://aaltocoffee.com/

30歳を過ぎて、会社を辞め、
コーヒーロースターになった庄野さんの物語。

これ、面白い。
いい言葉だらけ。

~~~ここから一部引用

夢や希望ばかり言う人の話は誰も聞いてくれない。
だけど、知識や経験、戦力や資金を持っている人の夢や希望はみんな聞いてくれる。
やりたいことをやるための環境をつくる。それがロマンティックに生きていくってことなんだ。

一番いいのは、まあまあ好きなものを仕事に選ぶこと。
どこか俯瞰できるくらいの距離感のあるもの、
それが私の場合、コーヒーだった。

あの店に行けば間違いない。あの店に置いてあるのだからいいものに違いない。
私にはあの店が絶対に必要なんだ。そう思ってもらえる店になりたい。
同じようにはできないけれど、私のやり方で店を続けていきたい。

君が作るコーヒーは誰のためのものだ、と問われた。

不思議なもので、自分というものが完全になくなった頃から、
遠くから買いに来てくれるお客さんや、わざわざ通販で注文してくれる方が増えていった。

時代の流れやマーケティングなんて言葉に騙されちゃいけない。
私はこれからも、お客さんを見て生きていく。

もっと危険なのが、目標達成のためだけに全力を傾けてしまうこと。
全力でやらなきゃと思った時点で、それは自分に向いていないんだ。

だけど、全部知っていたら店を始めなかっただろう。
そう考えれば無知なのも悪くなあ。もちろんよくもないけれど。
知りすぎるのもよくないし、しらなすぎるのもよくない。

~~~ここまで引用

まだ読み途中なんだけど、これ、面白い。
いいタイミングで出会えた。

時代の流れやマーケティング、ではなく、
お客さんを見て生きていく。
それ基本だよなあ、と。

目の前にお客さんがいるのだから、
どんなサービスを提供すればいいか、お客さんを見て、
判断すること。

目標達成のためだけに全力を傾けないこと。

これ、いいなあと。

目標達成がゴールではなくて、
目の前のお客さんをほんの少し幸せにすること
がゴールなのだけから。

もちろん、目標達成のために目の前のことがある、
という考え方もあるのだろうけど。

特に接客業というか、
人に接する仕事をしている人は、
そんな「余裕」が必要なんだろうと思う。

余裕をもって、いきましょうか。  

Posted by ニシダタクジ at 08:10Comments(0)