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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年01月31日

その「誰か」が、この世界に一人でも存在するのなら、

昨日は、茨城大学学生地域参画プロジェクト
「現場から学ぶ茨城学~食で開こう地域のトビラ」
の最終回「干し芋フェス」でした。

大学1年生主体のチームが作り上げたイベント。
5回目でようやく参加することができました。
いや、ホント、すげーって。
かっこいいって。

「食」を通じて、地域と学生をつなぐ、
学生同士をつなぐ。
そんなコンセプトが具現化された素晴らしい企画でした。

以下写真

ひたちなか市出身シンガーソングライターlisaさんのオープニングライブ


lisaさんの同級生、響さんからの紹介


代表渋谷さんからの「食プロ」概要説明


1人目のゲストは、JA水戸組合長の八木岡さん


2人目のゲストは、干し芋農家の安さん


3人目のゲストは、カタリバいばらき準備室の鬼澤さん


トークライブの後のワークショップの説明をする豊大さん


干し芋や手作りのスイーツを食べながら交流

ここまで写真。

いやあ、考えられた設計になっています。
すごいです。

オープニングで盛り上げて、
トークライブで話を聞いて、
気軽なテーマ(今回はチャート式の占いでした)
でグループ分けをして、交流するというスタイル

初めて参加の人にも、
すぐに仲良くなれるような設計になっています。
食べながら交流するというのもすごいですね。

参加した学生によると、
「干し芋が食べたかった」人や
「新しい人に出会ったり、なんでもやってみたかった」人
など、さまざま。
これが「食」を通じたイベントの魅力だなあと。

一番すごかったのは、
休憩時間に説明された地域活動情報誌。
学生も参加できるゴミ拾いなどのイベントを
カレンダー形式で紹介するもの。
これは、なんとか継続していけるといいなあと。

まさに「開こう地域のトビラ」でした。
「機会提供」が詰まっていました。

トークライブも
たくさんのことを学びました。

~~~ここからメモ(自分の気づきをプラス)

八木岡さん
・茨城県は全国で1~3位の農産物が30種類もある
・天候のちょっとした変化で野菜の価格は跳ね上がる

・食育への取り組み
・味に感動してもらう
・来てくれた子どもたちを「お客さん」にしないでみんなでつくり上げる。
・食に興味をもってもらう

・直売所:PRだけではなくファンになってもらう。本物の味を届ける
・TPP:外国との価格競合問題ではない。「食」の問題。
・おいしいものを安心・安全に届ける

安さん
・ひたちなかのサツマイモ:デンプン含有量が多い=土がいい
・上手に加熱すると甘くなる

・「べにはるか革命」がここ数年起こっている
・たまゆたか:かむと唾液と混じってじわじわ甘みが来る 
⇒べにはるか:かむとドンと甘みが来る:食レポに向いている⇒広告向き

・寒くなると甘くなる:おいしくなるギリギリのところで貯蔵する。その手前でとめる
・さつまいもをふかすタイミング・温度:時間が早すぎたり高すぎるとデンプンがうまく糖に変わらない
・かわかす:天日乾燥は雨や気温により難しい。温度・湿度管理。

・昔は北関東でしかつくっていなかったが、今では宮崎・熊本も参入。
・つくれば売れるが、このままでいいのか?
・友産友消の時代:農業体験で友達になる⇒買い続けてくれる

鬼澤さん
・相手が自分のことを語りたくなるように語りかける授業
・地域の疑似体験。地域=多様な価値観を学校の中に。
・視野が広がった。自分に自信が持てた、という感想

・ちょっとグレている子も、「話を聞くこと」できっかけにならないか。
・自分、自分のチカラを信じる気持ち(自己肯定感)をはぐくむ
・対話の力×場のチカラ=カタリバ

・高校生の心に火を灯す:主体的行動のきっかけをつくる⇒ナナメの関係
・友達には人間関係の悩みを話せないし、先生や親には進路の悩みを話せない。⇒ナナメの関係
・タテでもヨコでもなく、少しだけ年上、ナナメの関係をつくる。

・半学半教:対話⇒対話とは、自分が学ぶこと
・カタリバではマネージャーも学生の3層構造になっている。
・未来はつくれる。自分の人生は自分でつくれる

~~~ここまでメモ

交流会では、聞いた話をもとに、
参加した大学生が安さんのところに
農業体験について話を聞きに行くシーンが見られました。

なんというか、感動したなあ。
いい「場」と「空間」だったなあと。
あれを公民館で作れるのだからすごい。
音楽の使い方も絶妙だった。
すげーって。

僕の仕事観を揺さぶられた「干し芋フェス」となりました。
思い出したのは、この本。


僕たちはこれからなにをつくっていくのだろう
(箭内道彦 宣伝会議)

広告とは?
を問いかけてくる熱い文章に胸が熱くなる。
この中の一節を思い出しちゃいました。

▽▽▽ここから引用

時代が変わり、人が変わり商品が変わり、
であれば広告も変わっていかなければならない。
これからそれがどう変わってゆくのかは、
当然僕には予測不可能。そしてあなたにも。

でもだから広告は面白い。
広告は時代を牽引するんじゃなく、
少しだけ遅れながらそれに追いつき続けようとする生物。

つねに自らの姿を変えながらの後出しジャンケン。
予測しても永遠に追いつけないのが時代。
流されながらも必死でついていこうとする
僕らの焦りの日々がきっと十年後も続いているはず。
この世界と僕らの命がもし仮にあるならば。

だからあなたにもあなたの「広告ど真ん中」がある。
君にも。

願わくば、命を懸けてほしい。
広告は、それに値して余り有る仕事だから。本当に。

広告は、誰かを救い、誰かを勇気づけ、誰かを幸せにする。
「誰か」という言葉の曖昧は好きではないが、
その「誰か」が、この世界に一人でも存在するのなら、
僕たちは今日も徹夜だ。人生のすべてを継ぎ注ぐ。

△△△ここまで引用

「広告」を「すべての仕事」に置き換えても、
きっとおんなじなのだろうと思う。
それを人は「誇り」というのかもしれない。

「干し芋フェス」
僕はあらためて仕事観を問い直された気がします。
渋谷さん、食プロのみなさん、ありがとうございました。  

Posted by ニシダタクジ at 08:27Comments(0)学び