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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年02月17日

チャレンジするということ

チャレンジするということは、
失敗するということ。

チャレンジするということは、
途中でやめるということ。

http://toyokeizai.net/articles/-/82967
「大失敗した社員には、大失敗賞を与えよう」

これ、面白いですね。
利益を全部無くしてしまうような、
写真を表彰する。
そういうこと、大事。

稲作の遺伝子。
2000年前に稲作の民が日本を席巻したことで、
日本は、稲作の文化が根付いた。

稲作の文化、それは、
コツコツ、ていねいに、継続していくこと。
つまり、「継続は力なり」だ。

そして、米は、主食だ。
しかも、税だった。
今年の米が収穫できなければ、
その集落は、厳しい状況に陥る。
だから、失敗は許されない。

こうやって、
「失敗しないこと」「継続すること」
に価値があるような文化が形成されてきた。

そしていま。
突然、チャレンジしろ。
と言われる。

チャレンジ歓迎だと。

しかし。
2000年間培っていた稲作文化が、

「チャレンジしろ、でも失敗するな」
「チャレンジしろ、でも継続しろ」
と言う。

このダブルバインドを解消しなければ、
若者はずっとチャレンジしない。

やっぱり歴史を学び、
それを仮説だと意識すること。

そこから始まるのかもしれない。  

Posted by ニシダタクジ at 07:33Comments(0)日記