2016年05月20日
世界を変える覚悟がなければ
「HAB(Human and Bookstore)新潟」を創刊した
松井祐輔さんの新作が出る。
「HAB 本と流通」(5月31日刊行予定)
いずれも1200円+税
※ツルハシブックスでも販売しています。
詳しくはこちらから
http://www.habookstore.com/
2年前のHAB新潟では、
古本いと本との対談が載っている。
「感性は自覚なく死んでいく」
という言葉を紡いだ。
第1号刊行のときの宣言文。
これを昨日見ていて、衝撃を受けた。
「世界を変える覚悟がなければ、
いまどき本なんて出さない方がいい。」
いいなあ。
熱い。
「これからの本屋」の北田くんからも感じたけれど、
彼らには「美学」があるよね。
「美しさとは何か?」という問いに、
向き合っている強さがある。
昨日はカタリバが運営するb-lab(文京区)
にお邪魔してきました。
「本の処方箋」と、本棚の活用についてのミーティングのファシリテーションを
してきました。
なんか、最近、ファシリテーションスタイルが
上田信行先生に近寄ってきた気がする。(笑)
めっちゃ自分もしゃべるファシリテーション。
こういうスタイルでいいんですよね、荒木先生。
ワークショップで出てきた言葉がさっきの言葉。
「世界を変える覚悟がなければ、
いまどき本なんて出さない方がいい。」
これの上の句だけもらって、
下につけた。
「世界を変える覚悟がなければ、
いまどき本棚なんてつくらないほうがいい」
そのあと高校生の話からいろいろ展開して、
本以外のものを置いてみる、とか
コミュニケーションのツールになっていくような
本棚がこれからできていくのだろうと思った。
そうそう。
きっとそういうことだ。
「本棚をつくる」ってそういうこと。
つくりたい世界を表現するっていうこと。
「本をつくる」
「本棚をつくる」
「本屋を運営する」
とは、きっとそういうことなんだ
と教えてもらった1日になった。
だからみんな本屋に立ちたいのかもしれないな。
ツルハシブックスの店員サムライたちに贈ります。
「世界を変える覚悟がなければ、
いまどき本棚なんてつくらないほうがいい」