プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年06月28日

だとしたら、西田くん、まだ手紙は届いてねえよ

「だとしたら、西田くん、まだ手紙は届いてねえよ。」

暗やみ本屋ハックツを一緒にやっている
金子さんからの一言。


(1年前の今日、暗やみ本屋ハックツ@ブックスタマ工事中の金子さんの勇姿)

サンクチュアリ出版営業時代は
彼の一言に救われてきた。

今も変わらぬ挑戦者としての
彼が目の前にいた。
すごい人と一緒にやっているんだな、と。

「すごい人」っていうのは、
世間的に評価が高い人のことではなくて、
目の前の瞬間に、自分を集中できる人のこと。

仕事であれ、食事であれ。
そこに注ぎ込める人のこと。

昨日の時間は楽しかった。
時間にして2時間。
お互いの近況とこれからのハックツや
ツルハシブックスの話なんかをした。

昨年9月。
ハックツオープン記念で福岡と大阪のツアーをした。
2人のトークセッション。

金子さんの手がけた話題作「遺書」の話に、
心ふるえた。

手紙だ。

と思った。
出版に限らず、すべての仕事は手紙なんだって思った。
売上げとは、本質的には、手紙が届いたことを示すしるしだと。

そんなことを改めて思い出していた。
ハックツは1周年。
そして大阪ハックツが動き出す。

そのタイミングで、冒頭の言葉。

「だとしたら、西田くん、手紙はまだ届いてねえよ。」

そうそう。
僕は売上げを上げてないからね。

そういう意味では、
僕は、まだ手紙を届けていないのかもしれない。

ひとりひとり、手紙の届け方があるような気もするし。
手紙を届ける相手がいるのだと思う。

金子さんのおかげで、
人生がリセットされました。
ありがとう。

まだまだ、僕の手紙は届いていない。  

Posted by ニシダタクジ at 08:44Comments(0)