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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年07月17日

「学校づくり」というエンターテイメントビジネス



山の畑の中で「みんなで学校」

昨年僕は、伊那の濱ちゃんに出会い、
「学校観」が変わった。

誰でも「学校」をはじめていい。

教員免許だったり、
高い教育的知見だったり、
公立や私立学校での実践の経験がなかったとしても、
誰でも学校ははじめてもいい。

いや、もちろんそれは
義務教育に代わるものではないのだけど。

学びの場をつくる。

それは決して子どもの学びのための場ではなく、
大人自身が学ぶこと。
だから、大人が振り返らなければならない。

昨日のハイライトは、
阿部くんが、
「お父さん、そのサンダル、長靴ですよね?」
と、切れてしまった長靴の再利用に気がついたシーン。
あれは爆笑してしまった。

子どもが自分らしく学べる場をつくること。

それをどうやったら実現できるのか?
大人たちが実践しながら考え、発想、改善していくこと。

それはひとえに、
大人たちにとっての「自分らしく学べる場」
となっているのだろう。

だから、会費を払うのは
むしろ大人のほうなのだ。

学校をつくる条件はただひとつ。
「子どもから学ぶ気持ちがあるかどうか?」
それだけ。

子どもたちと接する中で、
自分は何を学び、どう振り返り、成長していくのか?
きっとそれが学びの場づくりなのだろうと。

「学校づくり」というエンターテイメントビジネス。
それは、ツルハシブックスという仕組みそのものでもあるのだなあと。

実は、ツルハシブックスは
「中高生のために、地域の居場所をつくっている」のではなく、
(いや、もちろんつくってはいるのだけど)

「中高生のための店づくり」を全力でやるという
学びの機会を、店員サムライに提供しているのではないか。

そういう意味では、ツルハシブックスもまた、
「学校づくり」というエンターテイメントビジネスの現場なのかもしれない。  

Posted by ニシダタクジ at 03:50Comments(0)日記