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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年10月01日

自分の中に届けたい誰かをもつこと

すべての仕事は、手紙なんじゃないか。
暗やみ本屋ハックツを始めたとき、そう思った。

そして、この本。


「重版出来 7」(松田奈緒子 小学館)

シビれたなあ。
第40刷の鈴木さんの話。

編集者である鈴木さんの中に住んでいる
読者さんの話。

岐阜の短大か専門学校を卒業して
近隣の地元企業に勤めている。

金曜日の夜に
普段なら付き合う同僚とのカラオケを断り、
DVDを借りようかなと思うが、
最近映画ばかりだと気づき、本屋へ。

~~~ここから一部引用

「何か」が欲しい彼女は、書店に行く。
そこで、子供の頃好きだった
「100万オトメバイブル」の作家の新作、
「音の作法」と出会う。手に取る。

そして購入し、1人暮らしの1Kで
お弁当を温めて、ビールを飲みながら、
漫画を読む。

そしてこれ。


帯に20万部突破って書いてあったら
彼女は買わないと思うんだ。

「あ、わたしが応援しなくてもすでに売れてるんだ・・・」

そして、
次のページ
(こちらは本編を買って読んでね)

僕は彼女に、
「この作品はわたしがみつけたんだ」という
喜びも一緒にプレゼントしたいんだ。

そうそう。
お店でものを売るってそういうこと。
本屋で本を買うっていうこと。

いや、そもそも、
仕事は全部、手紙のようなものなんじゃないかな。

自分の中に届けたい誰かをもつこと。

そこからだな。  

Posted by ニシダタクジ at 07:27Comments(0)

2016年10月01日

キャリア・ダイブ

「キャリア・ドリフト」

キャリア・デザイン
(目標設定・達成型キャリア形成モデル)

とは全く違う、
キャリア・アプローチ。

「川下り型キャリア」とも言われる。

直感で判断し、やってみる、を
繰り返しながら学び、成長し、
キャリアを形作る。
たぶん僕のキャリアはそんな感じ。
昨日は久しぶりに盟友とのひととき。

「キャリア・ドリフトじゃなくて、キャリア・ダイブしたよね」

そうそう。
ダイブしたかも。
新潟から関東へのダイブ。

でも、そこには、
「勝算」というか、そういうのがあった。
野球風に言えば、「勝利の方程式」

でも、それって、ビジネス書に書いてあるような
一般論ではなくて、
その人自身が見つけなければいけないこと。
方程式は結果論なのかもしれない。

「博士の愛した数式」の話をしてた。

そう。
もしかしたら、仕事は、いや人生は、
そういう美しい数式=方程式を見つけたくて、

し続ける旅のようなものかもしれないなと。

そのプロセスの中に、
「キャリア・ダイブ」があるのかもしれない。

美しい数式が未来のどこかにあるのだ。

それは見てみたいよね。  

Posted by ニシダタクジ at 07:02Comments(0)言葉