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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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オーナーへメッセージ

2016年11月02日

「敗北感」や「怒り」を行動に変える

健全な敗北感や怒りって大事だなって思った。
そして、そういった感情を感知・自覚することって大切だなと。


「なぜ美少女図鑑は7日で街から消えるのか」(丸坊主社長こと近藤大輔 PHP)

ヒーローズファームの企画「社長に挑戦セヨ」にもご登場
いただいたことがある近藤社長の本。(2010年発行)

まだ2章なんだけど、
ほとばしる情熱に胸が熱くなるし、
僕自身が「敗北感」を感じるし、
こんなチームつくりたいなあって思う。

「新潟美少女図鑑」に込められた思い。
それまでの経緯。

近藤さんは、かつて洋服屋をやっていたころ、
オリジナルなTシャツブランドを立ち上げ、売りまくったのだけど、
その一方で東京から発信されるブランド品への
漠然とした違和感が少しずつ少しずつ、胸の中に積み重なっていったのだという。

ただ無地のTシャツに簡単なプリントを
施しただけの商品が有名ブランドのタグが付いている
という、ただそれだけで、1枚9800円という
非常識な値段で売られている。
そしてそれが実際、飛ぶように売れている。

「僕にしてみれば、はっきり言って「冗談じゃねーよ」という事態。」
「あんなのでいいのかよ・・・」

怒りにも似た強い感情だったと近藤さんは書いていますが、
おそらくそういうことだったんだろうなあと。
こういうのがヒット企画につながっていくんだなと。

そして、「美少女図鑑」クリエイティブディレクターの
小林さんも、そんな感情を行動に変えた人だ。

テクスファームが最初に手掛けた
フリーペーパー「SODA」を見たときのショックは大きかったという。

大学で映画研究会に所属していて、
自分のやりたいことを仕事にしたいと
東京の映画制作会社にアプローチをかけたが、
クリエイティブとはまったく関係のない職業に就いていた。(本人の談)

「SODA」を見て、
「なんだ、自分たちの手で面白いものが作れるんじゃないか。作ればよかった。」

とおおきな影響を受け、
大学の後輩たちに、
「お前は悔しくないのか?俺は悔しいよ」と言って
「SODA」をわざわざ配って歩くほどだった。

そして、そのあと「SODA」の一ファンとして、
読者投稿のコーナーに投稿していた。

職場でそれをやっていたら上司に見つかり、
「お前、会社辞めるか?」と言われ、辞めることになり、
その日のうちに近藤社長に連絡をとり、転職。

こうして「美少女図鑑」が世に出ていくことになる。

やっぱり、「敗北感」とか「怒り」を行動に変えていくって大事だなと。
まずはその感情をキャッチすることなのかも。  

Posted by ニシダタクジ at 08:10Comments(0)