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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



新潟市西区内野町431-2
TEL 025-261-3188

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2017年02月19日

「驚き」からはじまる

高田さん家で本のイベント。
5分で本を選び、10分で本を読み、
2分くらいで説明する。

1冊目に選んだのは、
「つながるカフェ」(山納洋 学芸出版社)


3年前に塩尻で出会った
三田の家の坂倉さんの言葉が印象に残った。

「創造的な欠如」

通常に空間にあるはずの何かが
欠けていることが重要だと坂倉さんは考えている。

何かが「無いこと」で、
出来事や人間関係が動き始める余地が生まれる。
そうした、あるべきものの不在が創造するゆるやかな
相互作用が、三田の家という場の魅力や磁力を
つくっているように見える。(本文より引用)

なるほど。たしかに。
坂倉さんに会ったことが僕がツルハシブックスを去る
引き金を引いたことを思い出した。
何かが無いことで、生まれるものがあるのではないかと。

そして2冊目はこちら。

「アブダクション~仮説と発見の論理」(米盛裕二 勁草書房)

科学的論理的思考をする上で、
「推論」というのをするわけですが、
それには「演繹法」と「帰納法」がある
と聞いたことがあるかと思います。

しかし、パースは、
科学的発見や創造的思考のためには、
それらとは別の「アブダクション」という推論の方法があるのでは、
と説きます。

「アブダクション」とは、

1 驚くべき事実Cが観察される、
2 しかしもしHが真であれば、Cは当然の事柄であろう、
3 よって、Hが真であると考えるべき理由がある。

ここで、
「驚くべき事実C」というのはわれわれの疑念と探求を引き起こす
ある意外な事実または変則性のことであり、
「H」はその「驚くべき事実C」を説明するために考えられた
「説明仮説」です。

ここでニュートンの万有引力の仮説を例に出して説明している。

~~~以下説明

ニュートンの非凡なところは、
リンゴが落ちるという事実に対するかれの「驚き」にあります。

「リンゴはなぜいつも垂直に落ちるのか、なぜわきの方ではなくて、
いつも地球の中心に向かって落ちるのか」という
ニュートンの驚きと疑念そのものが、
かれの独創的な洞察力と想像力によるものです。

それまでも、リンゴは落ちていたけど、
それらは「驚くべき事実」ではなかったのです。

ニュートンはその驚くべき事実に対して、頭の中で考えた。

物体の中には「引力」が働いていて、
それが地球の中心に集中しているのではないか。

そして1つの物体がほかの物体を引くとしたら、
その引力の大きさには比例関係がなければならない。

これが説明仮説Hになります。

~~~ここまで説明

なるほど。
まず「驚くべき事実」を発見することから
発明や創造的思考は生まれていくのだなあと。

「驚き」から始まる。

「驚き」っていうのは、「違和感」だったりも
するのだろうな。

アブダクション、を積み重ねていくのだろうな。  

Posted by ニシダタクジ at 07:55Comments(0)