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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2017年06月05日

「他者評価」藩から脱藩する

だんだん謎が解けていく感じ。
これが学びの醍醐味なのだろうね。

やってみる
ふりかえる
といかける

まずはやってみる。
振り返りで違和感をキャッチし、
なぜ?と、問いかけること。

本を読んでみること。
またやってみること。

そんな学びの楽しさを知ること、体感すること。
それはもしかしたら自然の中での遊びから身につくのかもしれないね。

僕たちは、生きてきた「システム」によって、
一定の価値観を植え付けられている。

為政者たちが、
より効率的に統治できるように。
「近代」「資本主義」「国民国家」「民主主義」「学校教育」
という巨大なシステム。

堀江貴文さんが
「本音で生きる」(ソフトバンク新書)の中で
「自信がないのは経験不足だからだ。」
と言い切っていたけど、まさにその通りだなあと。

自信とは、
「やったことがある」というところから来るのかもしれない。
だから、自信をつける方法は、
「やってみる」を繰り返す他にはないのだ。
成功も失敗も、「経験」である。

しかしながら、
学校的価値観の中を生きていると、
だんだんと「固定的知能観」(人間の能力は生まれつき決まっていて、変化しない)
に染まっていき、挑戦するのが怖くなる。

「自信がない」は後天的に獲得した資質である
http://hero.niiblo.jp/e459844.html
(14.12.29)

かつて坂本龍馬は
土佐藩から「脱藩」したのだけど、
彼が脱藩したのは、土佐藩ではなくて、
既存の価値観や枠組みのことだったのだろう。

そんな小さいことを言っている場合か、
っていうことや、世界の動きを目の当たりにして、
脱藩するしかないってことになった。

いま。
僕たちが脱藩するべきは、
おそらくは「他者評価」主義を掲げる藩からの
脱藩だろう。

学校、大企業、政治、多くの近代のシステムが
他者評価を前提として出来上がっている。

そして、岡田斗司夫が言うように、
ネット社会の到来により、
ますます「評価」は重要となり、
評価経済社会がやってくるのだろう。

しかし。
そこで大切なのは、
「他者評価がすべてではない。」ではないということ。
「他者評価」を前提としないということ。

参考にする程度でとどめておくこと。

結局、人を幸せにしないのは、
他者評価依存であると僕は思う。

他者から評価されるほうはどちらだろう?
という思考のなかで人生を生きていくこと。

これは、
ある程度は「近代」というシステム上
仕方のないことかもしれない。
だから、完全に脱藩することはできないのかもしれない。

しかし、
一度だけでも、脱藩して、
それを空の上から見てみる。
そんな本屋をつくれたら面白いなあと思った。  

Posted by ニシダタクジ at 07:52Comments(0)日記