プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2017年07月31日

「場」に委ねる

金沢文庫駅の近くの住宅街で
立ち上がりつつある
シェアキッチンのある本屋(仮)プロジェクト
のコミュニケーションデザインチーム
のキックオフミーティングでした。







結論から言うと、
いい感じで終わりました。

なんていうか。
場のチカラを再認識した1日となりました。
コミュニケーション・デザインというか。
1日というか、この3日はずっとそうだな。

終わってから代表のえひめちゃんとのふりかえりが
できてよかったなと。

まちあるき

カレー作り

自己紹介(チューニング)

カレーを食べる

ミーティング

ハイライトは、ミーティング中の停滞ですね。
停滞すると、不安になる。
「これでどうやって、落とし込むんだろう」って
「ゴールにたどり着けるのだろうか」って

今日のゴールは最初に確認したけど、
完成、その先のビジョンのすり合わせと、
そのためのコミュニケーションデザインのイメージと
直近動いていくことの具体的なものが決まること。

この最初のゴール確認が
よかったのだなあと振り返って思う。

そして停滞。
そのときに、えひめちゃんはすごく不安に思っていたのだという。

ちなみに僕は、長時間移動とカレー食べ過ぎのため、
一時的に眠かった。(笑)

目覚めたのは、
この日初参加のならみさちゃんの一言

「シェアキッチンでは伝わらないのではないか?」
みんな家にキッチンあるし、
シェアキッチンだから行くっていうのはなかなかないんじゃないか。

そこで僕は!!!ってなった。

うわっ。
そうか!!!って。

当たり前だと思っていたことを覆す、
素人の発言。(笑)
訴求するのは、キッチンじゃないんだ。

そっから話は展開していき、
次回はきくらげ農家のおじさんのところに取材にいくことになりました。

そうやって取材した子が
シェアキッチンできくらげを売りながら、
試食を食べる、みたいな。

キュレーターたちのマーケット
その場所でやれたらいいなと思いました。

そして、
そもそもそのマーケットやそのシェアキッチンという
場自体がひとつのメディアのなっていくような
そんな予感がしました。

なんていうか、
見えたんですよね。

何かが、見えた。

何かっていうのは、ぼんやりしているけど、
何かが見えたんです。
その先に。

それは、カレー作りを含めた長い長いチューニングの結果であり、
発言しやすい「安心空間」をその場に作り上げたからであり、
不安になった「停滞」の結果なんだと思うんだよね。

だから、えひめちゃんの「不安」さえも、
場のチカラとなっているのかもしれないなと。

これで結論出なかったらどうしよう?
っていう不安さえも、場にはプラスに影響する(したかもしれない)
こともあるってことかもなと。

ミーティングにおいて、
良いアイデアやアウトプットを出すのは、

個人の知識や能力ではなくて、
ファシリテーターのスキルでもなくて、
場のチカラなんだなと改めて思った。

だから、場に委ねること
良いアイデアが出なかったら、
その責任はファシリテーターに直接的にあるのではなくて、

場の設計や
参加メンバーの心の開き方や
プログラムの順番にあるのだっていうことだと思う。

もっともっと場に委ねていいと思ったミーティングだった。
素敵な機会と学びをありがとう。  

Posted by ニシダタクジ at 08:25Comments(0)チーム