2017年11月11日
キカクのうまれかたはWHYのうまれかた
昨日は根津での
「DIVE IN BOOKS」前夜祭でのトーク
キカクのうまれかた - ツルハシブックス西田さんに聞く「本屋の中の余白」
でした。
泊まれる古本市はこんな感じ
で、トークは前座で
ホットジンジャーをつくりました。
でトーク。
「キカクの作り方」じゃなくて「キカクのうまれかた」
そうそう。
キカクって生まれるものだなあと改めて思いました。
そして、いま、サブタイトル思い出したけど、
それは「余白」に生まれるんだなあと。
本屋はそういう場所になるんじゃないかと思いました。
で、僕としてはやっぱり、
「面白い企画」の「面白い」っていうのは、
モチベーションが持続するっていうことだと思います。
そのためには、
どうやって企画が生まれるか。
それ、やっぱり、WHYから始めるっていうか。
なぜやるか?っていうのに答えられること。
で、
なぜ?
っていうのは、アクションを始まる前に分からなくても
いいんだなっていうこと。
そして、
単純に「なぜ?」とは言うけど、
「なぜ?」
を分解していくと、
「顧客はだれか?」っていう
ドラッカーの問いにあたるなあと。
そして、その顧客は過去にしかいなくて、
1 過去の自分自身
(高校生の時に、将来に悩んでいた自分など)
2 過去に出会った人
(かつて家庭教師をした、不登校の中学生など)
3 身近な人に起こった、心が動く経験
(フローレンスの駒崎さんのように、電話越しでお母さんの知り合いの話を聞く、など)
そのときに、心が動く、感性が発動する。
そこに「顧客」が生まれる。
で、それっていうのは、
企画が始まった後に、出会うこともあって。
だから、日々ふりかえりをしないといけないんだよね。
1 予想できたよかったこと
2 予想できた悪かったこと
3 予想しなかった悪かったこと
4 予想しなかったよかったこと
これの4の中に「顧客」が隠れている。
で、顧客が決まれば、
その顧客に向かって、手紙を書くように、
企画をつくっていく、あるいはブラッシュアップしていく。
「地下古本コーナーHAKKUTSU」は、
一箱古本市から生まれた。
1
使われていなかった地下室を
ダンジョン風な売り場にしたかった。
2
一箱古本市にツルハシブックス宣伝のため出店
新品同様の本を100円で売っていた隣の人。
僕の箱のビジネス書を200円で買っていった小学校5年生。
3
「古物商」を取ろうとしたけど、法人ではとるのが大変だったので断念し、
寄贈本のみで運営することに。
メッセージを書いてもらって寄贈するカタチに。
っていうまったくの偶然。
それがメディアに取り上げられて、
みんなが「なぜ?」「なぜ?」って聞くから、
そういえば、27歳の時に、不登校の中学生の家庭教師をして、
地域のテキトーな大人と中高生がつながれる方法はないか、
って思ってました。
って、そこでWHYが生まれた。
そう。
キカクのうまれかたは、
実はWHYのうまれかたなのかもしれない。
そして、それは過去にしかいない。
そしてその元は、自分自身の感性しかない。
「キカクのうまれかた」
があるとすれば、
思いついたら、アクションを起こしつつ、
「なぜ?」というか、「顧客はだれか?」
という問いに答えるために振り返りを行うこと。
そうやって、顧客と、WHYを見つけること。
顧客が見つかれば、あとは顧客に手紙を書くように
企画をブラッシュアップしていく。
そうそう。
そうやって、暗やみ本屋ハックツは10代限定になって、
運営を20代と10代で行うような仕組みになった。
ハックツの顧客は、
悩める10代と日常を何気なく過ごす20代、そして大人。
「10代に贈りたい本」という問い。
そしてその問いを一緒に考え、
「場をつくる」ことに向かっていく仲間。
たぶん、それが企画のうまれかた。
企画はつくるものじゃなく、うまれるもの。
WHYがうまれれば、あとは自分の内側から
湧き上がる情熱が企画を成就させてくれる。
「DIVE IN BOOKS」前夜祭でのトーク
キカクのうまれかた - ツルハシブックス西田さんに聞く「本屋の中の余白」
でした。
泊まれる古本市はこんな感じ
で、トークは前座で
ホットジンジャーをつくりました。
でトーク。
「キカクの作り方」じゃなくて「キカクのうまれかた」
そうそう。
キカクって生まれるものだなあと改めて思いました。
そして、いま、サブタイトル思い出したけど、
それは「余白」に生まれるんだなあと。
本屋はそういう場所になるんじゃないかと思いました。
で、僕としてはやっぱり、
「面白い企画」の「面白い」っていうのは、
モチベーションが持続するっていうことだと思います。
そのためには、
どうやって企画が生まれるか。
それ、やっぱり、WHYから始めるっていうか。
なぜやるか?っていうのに答えられること。
で、
なぜ?
っていうのは、アクションを始まる前に分からなくても
いいんだなっていうこと。
そして、
単純に「なぜ?」とは言うけど、
「なぜ?」
を分解していくと、
「顧客はだれか?」っていう
ドラッカーの問いにあたるなあと。
そして、その顧客は過去にしかいなくて、
1 過去の自分自身
(高校生の時に、将来に悩んでいた自分など)
2 過去に出会った人
(かつて家庭教師をした、不登校の中学生など)
3 身近な人に起こった、心が動く経験
(フローレンスの駒崎さんのように、電話越しでお母さんの知り合いの話を聞く、など)
そのときに、心が動く、感性が発動する。
そこに「顧客」が生まれる。
で、それっていうのは、
企画が始まった後に、出会うこともあって。
だから、日々ふりかえりをしないといけないんだよね。
1 予想できたよかったこと
2 予想できた悪かったこと
3 予想しなかった悪かったこと
4 予想しなかったよかったこと
これの4の中に「顧客」が隠れている。
で、顧客が決まれば、
その顧客に向かって、手紙を書くように、
企画をつくっていく、あるいはブラッシュアップしていく。
「地下古本コーナーHAKKUTSU」は、
一箱古本市から生まれた。
1
使われていなかった地下室を
ダンジョン風な売り場にしたかった。
2
一箱古本市にツルハシブックス宣伝のため出店
新品同様の本を100円で売っていた隣の人。
僕の箱のビジネス書を200円で買っていった小学校5年生。
3
「古物商」を取ろうとしたけど、法人ではとるのが大変だったので断念し、
寄贈本のみで運営することに。
メッセージを書いてもらって寄贈するカタチに。
っていうまったくの偶然。
それがメディアに取り上げられて、
みんなが「なぜ?」「なぜ?」って聞くから、
そういえば、27歳の時に、不登校の中学生の家庭教師をして、
地域のテキトーな大人と中高生がつながれる方法はないか、
って思ってました。
って、そこでWHYが生まれた。
そう。
キカクのうまれかたは、
実はWHYのうまれかたなのかもしれない。
そして、それは過去にしかいない。
そしてその元は、自分自身の感性しかない。
「キカクのうまれかた」
があるとすれば、
思いついたら、アクションを起こしつつ、
「なぜ?」というか、「顧客はだれか?」
という問いに答えるために振り返りを行うこと。
そうやって、顧客と、WHYを見つけること。
顧客が見つかれば、あとは顧客に手紙を書くように
企画をブラッシュアップしていく。
そうそう。
そうやって、暗やみ本屋ハックツは10代限定になって、
運営を20代と10代で行うような仕組みになった。
ハックツの顧客は、
悩める10代と日常を何気なく過ごす20代、そして大人。
「10代に贈りたい本」という問い。
そしてその問いを一緒に考え、
「場をつくる」ことに向かっていく仲間。
たぶん、それが企画のうまれかた。
企画はつくるものじゃなく、うまれるもの。
WHYがうまれれば、あとは自分の内側から
湧き上がる情熱が企画を成就させてくれる。