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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年02月19日

無目的性と多目的性のあいだ



「世界時計」がシンボルだった、
多治見駅の近く、旧ワタナベ時計店の
リノベーションプロジェクト。
まちの中心に本屋さんがなっていくような、
そんなプロジェクト。

今日もミーティングが楽しかった。

ちょっと振り返り。
13:00 ワタナベ時計店前に集合
名前、所属、最近食べたおいしかったもので自己紹介

13:05 まち歩き~多治見市立図書館
図書館に人が集まっている様子を見る

13:25ころ 企画会議第1ターム@まちづくり会社会議室
いきなり本題。
「あなたはなぜ、ここにいるのか?」
今日の参加動機、あるいは未来に作りたいもの、で自己紹介。

14:10ころ 第2ターム
「もし、それが本屋であるとしたら、それはなぜか?そしてどういう場所か?」
みんなが思う、「本屋」や「場」への思いを語る。

14:55ころ 休憩

15:00ころ 今後のスケジュール、ネクストステップ確認
旅に出る大学生は、「特派員」名刺を渡し、レポートしてもらう。
教育系の大学生は、3月中旬に「マーケティング合宿」を行い、
高校生のサードプレイスについてリサーチする。

16:00 多治見発の快速に乗る。
っていう感じの3時間。

めちゃ楽しいミーティングでした。
「チューニング」するミーティングでした。

「あなたはなぜ、ここにいるのか?」で過去といまの関心を語り、
「それが本屋であるとしたら、なぜか?どういう場所か?」
っていうことで、未来とミッションを語るというセットになっていた。

特に2つ目のそれが本屋である理由の
ワークは聞いていて、トリハダが立つほど面白かった。

昨日出てきた本屋のコンセプトは、
「何かを探している人が集まる本屋」
これをプロジェクト名に仮で入れておく。

そうそう。
本屋ってそういう場所だよ。

工藤直子さんの「あいたくて」を思い出す。

あいたくて 工藤直子

だれかに あいたくて
なにかに あいたくて
生まれてきたー
そんな気がするのだけれど

それが だれなのか なになのか
あえるのは いつなのかー
おつかいの とちゅうで
迷ってしまった子どもみたい
とほうに くれている

それでも 手のなかに
みえないことづけを
にぎりしめているような気がするから
それを手わたさなくちゃ
だから
あいたくて

(工藤直子詩集『あ・い・た・く・て』 より)

何かを探している人たち。
そんな人たちが本屋に集まる。

本屋に「何か」(それは本ではないかもしれない)
を探しに来て、
そしてまた、「何か」を探しに、まちに出ていく。
次の人生へ出ていく。

きっと本屋っていうのはそういう場所なんだろうな。

ふたたび
「サードプレイス」について考えさせられた。

多くの人にとって、「サードプレイス」とは、
「無目的に」行ける場所のことだった。
たぶんそれがすごく大切なのだろうと思う。

僕は九州の武雄市図書館に行った時の、
上から図書館を眺めたあの光景や、
ツルハシブックスがにぎわっているときに、
2Fの階段から1Fを覗き込むのが好きだった。

「いろんな目的の人が同じ空間を共有している」
ことが僕にとっては心地よいのだ。

そんな、無目的性と多目的性のあいだ。
それは決して、「単一の目的」ではない、
そういうあいまいな空間。

そこにこそ、
探している「何か」があるような気がする。

まあ、あくまで「気がする」だけなんですけどね。  

Posted by ニシダタクジ at 08:27Comments(0)日記