プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年02月25日

未来を見ながら問いと共に生きる

「向き合わない」
っていうのがテーマになるのかもしれない。

うまく付き合っていく。
そんな感じ。

違和感が問いになり、
問いが仮説をつくり、
仮説を繰り返すことで志にたどりつく。

「問いがわからない。」

それなら、誰かの仮説に身を委ねてみる。
それが「インターン」の意味なのかもしれない。

経営者、特に創業した経営者は、
世の中とのコミュニケーションツールとして、
その会社を運営している。
つまり、仕事は、言語だ。

自分の中の問いに出会うための
もうひとつのパワフルな方法は、
「お客に出会う」ことだ。

この人のために何かしたい。
何ができるか?
という人に出会うこと。

僕にとっては
2002年に出会った15歳のシンタロウくんだったわけだけど。

「15歳が自分と住んでいる地域を好きになり、
自分と社会の未来創造へ向けて歩き出している
地域社会を実現します。」

ツイッターの自己紹介文。
その原点は彼との出会いにある。

これはもうミッションでもあるのだけど、
それはそのまま問いでもある。
その方法はめちゃめちゃあるわけだから。

15歳が自分を好きになるには?
好きになれないのはなぜか?

みたいなところから始まって、

未来創造ってどういうこと?
地域社会ってどのくらいの広さの範囲?
と、いろいろと広がっていく。

僕がツルハシブックス時代に感じていた
「違和感」というか、なぜ?は、
「やりたいことがわからない」
「自分に自信がない」
という相談に来る大学生が多かったこと。

僕が感じていたのは、
現在の夢至上主義的なキャリア教育のあり方という
社会側からのアプローチと、
社会構造の変化に伴う
個人のアイデンティティと承認欲求という
個人側からのアプローチだった。

中越地震ボランティアで感じたのは、
承認欲求が東京から無職の若者を
ボランティアに惹きつけているのではないか、ということ。
山竹伸二さんのいう
「一般的承認」(世の中でよいとされていることをすることで認められる)
がそこにはあったから。

しかし、大切なのは、
かつて家庭で育まれていたはずの
「親和的承認」(ありのままの自分を受け入れてもらうこと)
ではないか。
そしてそれは、地域でカバーできないだろうか?
そんな思いもあって、ツルハシブックスはできている。

新潟市と連携した若者支援のプロジェクトでは、
「ほめる」ことに対する強烈な違和感を感じた。
「リスペクト」とは、「フラットな関係」とは、なんだろうか?
と問いかけた。

大学生の「やりたいことがわからない」「自信がない」問題も、
「学校化社会」などさまざまな要因による
アイデンティティと承認欲求の問題にいきあたる。
それをどうクリアしていくか。

そうやって、
問いに向き合うというよりは、
問いを抱きながら生きるというか、
問いと共に生きてきた。

いまの問いは、おそらく、
この前から出ている「サードプレイス」ではないかな。

「サードプレイス」は本当に必要なのか?
そもそも、「サードプレイス」の機能は何か?
なぜ必要なのか?

そんな問い。

僕としては、これも、承認欲求とアイデンティティの問題に
近くなると思う。

人は誰でも承認されたい。
話を聞いてもらいたい。
そうやって、アイデンティティを形成していく。

http://hero.niiblo.jp/e249757.html
「貢献できるコミュニティがあるという幸せ」(13.3.28)

たぶん、居場所を欲するというのは、
承認される場所を欲しているということ。

親和的承認(前出)ではなく、
集団的承認(役割を果たすことで認められる)
しか学校や職場では得られないので、
親和的承認を満たす場所として、
第3の場所が必要なのではないか。

僕が32歳で教育実習した中学校の生徒たちも
美術部や音楽部が居場所になっているように見えた。

いま、サードプレイスというお題をもらい、
その問いと共に生きている。

それを共にするのがチームであり、
http://hero.niiblo.jp/e485003.html
「チームとは問いを共有すること」(17.6.8)

そんな風にして生きていくことで、
志につながるかもしれない。

なんか、とりとめなく書いてしまった。
また整理します。  

Posted by ニシダタクジ at 08:41Comments(0)日記