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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年03月10日

「機能」としてでなく、「人間」として就職する。


川原涼太郎プレゼンツ「茨大生にとっての場づくりとは?」

会場のたねホールカフェも面白い場所で、
1時間100円で席だけ使えるようになっている。
貸切だと1時間2400円
ピアノも貸したりしてたな。

さて。
イベントは、Tsukuba Place Labに
刺激を受けた川原くんによる「場づくり」を
テーマにしたイベントでした。

Tsukuba Place Labの堀下さん、
茨城移住計画の菅原さんがゲストで
僕はシークレットゲストツルハシ〇ックスでした。(笑)

~~~以下イベントメモ

グリーンバードつくば:「ごみを拾いすぎないように」という
⇒ゴミを拾うってかっこいいっていう文化をつくりたい

本を読む
人に会う
旅に出る

地方の悩みは「プレイヤーが足りない」こと
まちのプレイヤーを増やすこと
⇒つくばプレイスラボ

目的をもって始めるより
目的をもって始めないこと。

場を持っていると、「生まれる瞬間」がある。
30歳前後にとっての東日本大震災の意味。

さかなクンのエネルギー
=好きオーラに人はよってくる。
内側にある好きが渦となって人を吸い寄せる。

「好き」しかない=求心力

「言葉を定義すること」って大事だ
「場づくり」「評価」などなど。

「学生さん」ではなく、
ひとりの人として見る。

場の価値=パートナーシップを組める
ということ。
パートナーシップから「何か」が生まれる。

グリーンバードは参入障壁が低い。
ゴミ拾いだから。
体を動かす=非言語コミュニケーションができる。

現在進行形であるということ。
=ベクトル感、求心力と推進力みたいなやつ。

ベクトル感を持った人に出会うと、横に立ちたくなる。
一緒に進みたくなる。

~~~以上メモ

いいですね。
なんか、整理されました。

「場づくり」の「場」ってどんな場なのか、
誰がその場を必要としているのか。
そこに出会うにはどうしたらいいのか。

そして人は何に集まるのか。

さかなクンの話、面白かったな。
子どもがグワーって寄ってくるのって、
さかなクンがかっこいいからでも、
かわいいからでも、有名だからでもないですよね。

「好き」が服を着て歩いているから。
「好き」の求心力ってスゲーって。

最近僕が言っている(白河「エマノン」発)
「ベクトル感」っていうのも、

今度は中学生高校生大学生にとって必要な
コンセプトなのかもしれない。

ベクトル感には、求心力と推進力がある。
ああ、そういう方向にこの人を向かっているんだな、って。
そういう大人に出会えることが大切なんだなと

地域の大人に出会えるんじゃないくて
ベクトル感のある地域の大人。

他者からの評価とは別の、
自分なりの評価軸を持って、進んでいる人。
そういう人のところに、
中高生大学生は吸い寄せられていくのではないかな。

一般的に行われている「目標設定型」のキャリア教育が
根本的に違っていると僕が思うのは、

「目標」、つまり「到達点」としての大人を見せていること。
この仕事は、つらいこともあるけど、こんなやりがいがあります。
それって、非常にパーソナルなことだし、
そしてその会社にいる人みんながそういう風に思っているわけでもないし。

ひとりの生身の「迷える大人」として
自分が持つベクトル感を見せていくことのほうが
「目標」も「答え」も手に入らないけど、
「推進力」はもらえるんじゃないかな。

って。
そんな感想。

最後の打ち上げ(@大興飯店)で鈴木高祥さんと堀下さんと
話していたことが印象的だったので紹介します。

就職面接で、「機能」の質問だけされたら、
その会社へ入るのはやめたほうがいい。
会社があなたに求めるのは、特定の機能だ。

そうではなくて、パーソナリティを質問してくる会社、
それはあなたという人間を必要としているのだということ。
「機能」としてではなく、「人間」として就職する。
だから、選ばれるのではなく、双方が選ぶ。

雇用契約ではなく、パートナーシップ契約。
そんな就職、企業から言えば採用をしていくことだと思う。

先の見えない時代に、
イノベーションや価値を生み出すのは、
「ピラミッド型」組織ではなく、「パートナーシップ型」の組織である。

いや、むしろ、
「ピラミッド型」組織が機能したのは、
経済が右肩上がりに成長し、

「効率性」に価値があったときの時代の話だ。
「足し算」のロスを以下に減らすか、が価値を生み出した時代が
かつてあった。

人と人がパートナーシップを組んで、何かを生んでいくこと。
その先に、未来が待っていると僕は思っている。

そのパートナーシップの種がまかれている所のことを、
僕は「場」と呼びたいと思います。

川原さん、素敵な機会をありがとうございました。  

Posted by ニシダタクジ at 07:33Comments(0)就職