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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年11月02日

「リアルメディア」という参加のデザイン

奥井希さんの「流しのこたつ」に初参戦した。


駅ではこんな感じにコンパクト


最初は2人


隣で歌を歌っているおねーさんいます。


東京から1週間前に転勤してきた柳原くんが寄ってくれました


ブルガリア人御一行様も参戦。

いやあ、あれが「流しのこたつ」か~。
昨日集まった人たちは
東京で屋台をやっている吉池くんと
(はじめ、「屋台をやっている」ってどういうことだ?って思った)

舟型の屋台をつくった伏見の港デザイン研究所の林さん。
https://ameblo.jp/fns716/entry-12382242736.html
↑これが伏見マール。やばい。熱い。
こたつとか屋台とかって「リアルメディア」なんだって。

紙メディア
ウェブメディア
ときて、次は里山十帖の岩佐さんのように
「リアルメディア」なんだなと。

あと、吉池くんは、
なんとびっくり僕も敬愛する橘川幸夫さんの「デメ研」
にいるのだという。

橘川さんと言えば、
「参加型メディア」の草分け。
僕は「インターネットは儲からない」の頃からの
橘川さんのファンなのだけど、まさかこんなところでつながるとは。

紙メディア、ウェブメディア、そしてリアルメディアが
循環していることがポイントだと実践者はいう。

流しのこたつは
プライベートとパブリックのあいだの「場」
だと奥井さんは言った。

吉池さんは
屋台をやることで、君も(リアル)メディアをつくれよ、っていうメッセージを
伝えたいって言ってた。

僕が思ったのは、
「リアルメディア」は「参加のデザイン」でもあるなと。

参加型メディアっていうのは
インターネット以降、言われつづけているのだけど、

紙やウェブだと、
発信者と受信者(受け手)は
相互に関係しあっているとはいえ、
分かれている。

そこにきて、
今回のこたつや屋台のようなリアルメディアは、
その「場」を分け合っているという意味において、
発信者と受信者の区別はない。

誰もが発信者であり、同時に受信者になっている。
つまり、もっとも境界があいまいになっている。

たぶんそれなんだ、って。
境界をあいまいにすること。
それが余白をつくり、参加の余地が生まれる。

http://hero.niiblo.jp/e488318.html
「余白」とは、境界をあいまいにして「委ねる」こと
(2018.10.29)

で書いたように、
肌感覚をもったリアルメディアだからこそ、
「参加のデザイン」が可能になるのかもしれない。  

Posted by ニシダタクジ at 13:52Comments(0)日記