プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 107人
オーナーへメッセージ

2019年07月13日

「機会」を「学び」にするふりかえりの重要性



昨日は茨城大学で、
授業でもサークルでも使える!楽しいミーティングの進め方2(場づくりラボ)でした。
知ってそうで知らない「ミーティング」を楽しくする方法について考えました。

ラインナップはこういう感じ。

1.自己紹介・チューニング
2.前回のおさらい(ミーティングのルール、司会のやり方、議題の3種別)
3.ドラッカーの5つの質問
4.顧客はだれか?ワークショップ
5.プロジェクトの7要素
6.ふりかえりの方法
7.感想・振り返り・次回予告

ドラッカーの5つの質問
1 ミッションは何か
2 顧客はだれか
3 顧客にとって価値は何か
4 成果は何か
5 計画は何か

からの
「顧客」アプローチと「価値」アプローチの話をしてから、
「顧客はだれか」ワークショップ。
マインドマップ式に自分の顧客を探すワーク。

そしてプロジェクト7要素の説明

7 どのように
6 何を
5 誰のために
4 なぜ
3 どこで
2 いつ
1 誰と

1~3が場のチカラ。
1~7がプロジェクト

メンバーが下のほうを決めるときに「参加」できているか?が重要。
通常の企業インターンシップは7しか裁量がないのでモチベーションが上がらない。

振り返りの重要性
「手段」としての「ミーティング」と「機会」としての「ミーティング」
イベントの目的は「目標を達成すること」なのか?

4象限ふりかえり。

よかった 悪かった
予想できた 予想できなかった

よかったことから始まり、よかったことで終わる
「反省会」で終わってはいけない。
予想しなかったよかったことは当日に振り返らないと忘れる。

これを繰り返しながら、
「予想できなかった悪かったこと」(通常の反省)をいかに楽しめるか。
予想できなかったこと=エンターテイメントの種
書くことで、自分から切り離す。場のせいにする。

~~~とまあ、こんな感じのトークでした。

以下、参加者の感想。

たのしくミーティングがしたい(切実)
→機会と手段の違いが分かった
→振り返りの方法、使いたい
→これまでの(チームでの)振り返りはあまかった(のでマイナス点が目立った)
→まずは機会をつくること
→チーム内での提案の仕方
→自分が話すボリューム

2回にわたって、楽しいミーティングの進め方を学んで自分の団体のミーティングはあまりうまくいっていないことがわかっていたけど、何がダメなのかいまいちわからずじまいだったが、何をどう改善していったらいいかわかってきたし、今まで決めることさえすればいいと思っていただけのミーティングだったが、ミーティング時代も自分も楽しめばいいし、みんなのことも楽しませればいいんだという気持ちになれた。これから自分がリーダーということで、団体をもっとよくしていくために、まずは自分のスキルアップが必要なのだと感じたし、2回にわたって得た知識を生かしていきたいと思った。前回のミーティングで1回目に教えていただいたことを少し実践してみたのですが、前にくらべて発言は多いがこそこそっと話すくらいだったため、もっと活発に発言してもらえるようにメンバー内での壁をなくしていきたいと思った。ただ本当に前にくらべたら意見も出るようになってきたため、もっとみんなが意見を出せるような場づくりを心掛けたい。

振り返りが「できなかったこと悪かったこと」を話し合っていたことがもしかして私自身が苦痛に感じていたかもしれないと思いました。自分が楽しくないことを他人に強要するのはよくないですし、楽しいミーティング作りをするためには自分から楽しまなければいけないと学べました。嫌なことから最近は逃げてはいけないと思いがちでしたが、嫌なことを楽しむという感じは思いつきませんでした。

イベントやプロジェクトを行う際に、「機会を与える」ことに注力しようとすると、「それでどうなる?」「なんのため?」など、言われて否定されることがあったが、機会を与えることに価値があることを再認識した。

「顧客はだれか?」ワークショップで過去の自分「表現や発言をすることが苦手だった自分」を考えていたが、今の自分と照らし合わせて、どう変化したのか、その変化はなぜ起こったのかを掘り下げるまで至らなかった。その部分、特に変化の起こった理由は大切だと思うので、自分なりに考えていきたいと思った。

振り返りと反省の違い。

自分のプロジェクトのミーティングでちゃんと利用する!次の年にちゃんとつなげる!自分がやり始めたことの経緯やそのことについての価値は大きいものであるということは思ったので(再認識しました)、大事にする。機会のほうが代位ということは自分も考えてます。経験が増えるので!(そこからいろいろと考えることができるので)

~~~ここまで感想

場づくりラボは、8月9月お休みです。再開は10月になる予定です!
次回もお楽しみに!

僕の感想は、
「手段」としての学びを「機会」としての学びにシフトしたい
っていうのがさらに強まったし、
「機会」を「機会」にするために、ふりかえりが必要だし。

目的・目標のための「手段」としての学びとしてとらえると、
それを達成している人は、達成していない人より優位にあるので
コミュニケーションがフラットになりにくいのではないかなと思った。

「機会」の前で人はフラットになれるのだと感じた。
今月も楽しい時間でした。
ありがとうございました。  

Posted by ニシダタクジ at 06:03Comments(0)イベント