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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2020年04月16日

「文明なるもの」への挑戦

「WEEKLY OCHIAI」
https://newspicks.com/user/2250/

の4月8日放送分
「Withコロナ時代の日本再生ロードマップ」を見ました。

「コロナショック」とはいったい何なのか?
についての皆さんの話が面白く、また可能性を感じて、
メモに残しておきます。

いちばんおもしろかったのは、「シン・ニホン」の著者、
安宅さんの開疎化の話。


詳しくは以下の「そろそろ全体を見た話が聞きたい2」に載ってますが。
https://kaz-ataka.hatenablog.com/entry/2020/04/04/190643

コロナショックで起こっていることは、
クローズで密な空間からオープンで疎な空間へと
距離をとるところが標準になる。

それっていうのは、
City(都市)への挑戦、つまり「文明なるもの」への挑戦なのだと。

都市に人が集まり、交わることで人類は文明をつくってきた。
2000年以上続いた転換点にいるのだという。

そういう意味では、
いま、多くの人が当たり前のように使っているzoomのようなテレビ電話システムを使えば、
開疎化されても、価値を生むことができるような世の中にはなっている。

つまりデジタルテクノロジーやネットワークが
それを可能にしている。

「都市」「高密度」「効率性」「弱者切り捨て」といった
社会モデルそのものが変わらなければいけないのだと。

鳥取・島根・岩手が最後まで感染者が出なかったように、
もっとも開疎な場所がコロナウイルスの感染が遅かった。

都市化でいい思いをするのは高学歴のインテリだけなんだと。

開疎化された世界では
・土地が余っている
・職住隣接
・食べものがおいしくて安い

また、起業家、ベンチャー企業にとっても
東京のイベントがぜんぶzoomでオンライン配信となったことで、

地方にいても東京と同じ情報が手に入る。
ベンチャー企業にとっては大きなビジネスチャンスが生まれているかもしれない。
建築やオフィスのリノベーションなど。
と同時に地方も企業誘致のチャンスがきている。

zoomによって経営のスピードが上がる。
おじさんたちのゴルフや会食で決めてきた「昭和」の終わり。

「食」や「イベント」:GDPで見れば、トータルで自動車と同じくらいの産業になっている。
⇒もはや基幹産業であり、基幹産業とは多くの平均的な人が働く場所。

~~~

「開疎化」は大きなキーワードだ。
5Gが整い、オンライン会議が標準的になれば、
もはや、東京にいることはプラスというよりもリスクでしかない。

コロナショック後の世界、コロナウイルスと共存しながら未来に向かっているいま、、

本当の価値。
幸せってなんだっけ?

っていう哲学的な問いも、ひとりひとりには課せられているのだなと。

この町でもその問いに対して、1つの旗を立てられないか?と思う。  

Posted by ニシダタクジ at 09:51Comments(0)学び