2020年10月31日
現在性と全体性と一回性
島根県立津和野高校。
コーディネーターのヤマタツさんと
事務長のフジハラさん。
お二人に会いに行ってきました。
~~~ここからメモ
・全体コーディネーター、総合的探究コーディネーター、地域系部活動コーディネーター
の3名体制
トークフォークダンス:生徒と同数の大人を用意する
地域の大人がファシリ:トークテーマをあらかじめ出しておく。(朝ごはん、人生で悔いが残る失敗、キャリアを選ぶとき
ブリコラージュゼミ:講座を3つ選んで取る+ふりかえり
体験第1~5希望を入れて、3つ選択
1 地域にどんな人がいるか?
2 感情のハリがどこで動くか?
3 ふりかえりで言語化する。
2年生の6人に1人はプロジェクトを持っている。
コーディネーター:放課後がめちゃめちゃ忙しい
2年の総合的探究
1 依頼型/まちの人が困っていることを高校生に依頼して取り組む
2 マイプロ(自発)型/60名中25名がこちらを選択。伴走者の設定が大変
・オープンスクールに企画を入れたいっていうマイプロとか
ICTモデル校:クロームブックを1人1台
部活「グローカル・ラボ」(県外生中心で始まったが、今は地元の子も多くなってきた)
・畑をやるチーム
・竹林のことをやるチーム
・デザイン・広報をやるチーム
マイプロが総合的探究にはみ出してきている。
・マイプロやりたい子が入ってきている。
・みらい留学のプレゼンでも「あなたの一歩に寄り添います」って言っている。
・校長も話を聞いてくれる的なアピール
・友達がやっているのを見て刺激を受ける。
探究⇒学力へフィードバックすること。
「企画のつくり方講座」とか
「メールの書き方講座」とか
地域の人=話を聞いてくれる人を選ぶ。
アドバイス/説教しない人
AO入試の戦略を立てる⇒誰にどこの大学の入試があっているか?
追いつかないマイプロ伴走どうしていくか?
・生徒の自走
・地域の人による伴走
・教職員の伴走
伴走:話を聞く、整理する、組み立てる、根回し
6月末:ガイダンス+ブリコラージュゼミ第1回
9月:ブリコラージュ3回+ふりかえり
12月:トークフォークダンス
1年次の終了時点で「何かやりたいな」となっている
「やりたいことが明確じゃない」⇒自己分析やりながら進めていくから大丈夫だ
「マイプロ」に寄りすぎた。「マイ感」の重視⇒苦しくなる人もいる
プロジェクト⇔授業の中の活動
~~~ここまでヤマタツさんとの話メモ
「トークフォークダンス」と「ブリコラージュゼミ」の組み合わせで
探究テーマを見つけるという設計。
マイプロがめちゃめちゃ起こり始めていて、
その伴走をどうするか?というところ。
午後の時間は足を伸ばして吉賀高校へ。
そしたらなんと!
「環境」の授業で鮎を焼いていました!
30分ほどしか滞在しなかったのですが、鮎をいただいてしまいました。
スタバの時から何かもってますね。
地域の誇りを伝えていく授業、素敵だなあと。
教頭先生とも少し話しましたが、
これからは教科は他校と連携して教えていき、
探究とか地域を活かした授業によって目指してくる生徒が変わってくるのではないかと
ホント、その通りだなあと。
そして津和野高校に帰ってきて、校内探検。
フジハラさん、お忙しいのに2時間もお付き合いありがとうございます。
~~~校内探検メモ
進路指導室の横⇒集まれる場にした
★「余白」をたくさんつくっている⇒コミュニケーションをなめらかにする。
センセイオフィスのフリーゾーン
「○年○組 ○○入ります」みたいなのを無くす。
家具=すべて提供:「家具メーカーにできること」
センセイオフィスの書類棚
「現在性」によって分類。「いまつかう」「すぐつかう」/「たまにつかう」「もしかするとつかう」
医療機関マップをただ貼っても見ない⇒生徒につくってもらう⇒当事者になる
先生方は切り取って一面だけを見る⇒事務長は全体を見る。
ステンドグラスづくり:先生も「やったことない」ことに挑戦する。
⇒校長先生もフラットになる。
~~~ここまでメモ
途中、実際に高校生と事務長が話しているシーンを
何度も見たのだけど、すごいなと。
高校生が思ったことをしゃべっているなと。
学校の先生はひとりひとり教科を持っている。
授業態度やテストの点数と言った「評価」の観点で生徒を見る。
「でも、本当はいいやつなんですよ」
そうそう。みんな本当はいいやつ。
全体性を見れる人がいないだけ。
それを事務長が担っているんだなあと。
ステンドグラスの話で思ったのは、
初めてのことにチャレンジするっていうのは、
一回性の高いことなのだなあと。
飯野高校で聞いた、ラテアートの話。
http://hero.niiblo.jp/e490190.html
これからのアートは「一回性」が鍵になると思った。
「はじめてのこと」は1度しかやってこない。
それはもしかしたら、「場」による「発見」のことなのかもしれない。
僕はそれをデザインしたいのではないだろうか。
翌朝、津和野まで来て、行かないわけにはいかないと
萩・吉田松陰先生の墓参りへ。
事務長がいつも高校生に買ってあげているというパンを夜明け前の萩の町を見ながら食べる。
墓参り。
朝の松陰神社
原点に返るっていいもんだよね、と。
自分がなぜここに立っているのか、だんだんと分かってくる感覚、楽しいです。
コーディネーターのヤマタツさんと
事務長のフジハラさん。
お二人に会いに行ってきました。
~~~ここからメモ
・全体コーディネーター、総合的探究コーディネーター、地域系部活動コーディネーター
の3名体制
トークフォークダンス:生徒と同数の大人を用意する
地域の大人がファシリ:トークテーマをあらかじめ出しておく。(朝ごはん、人生で悔いが残る失敗、キャリアを選ぶとき
ブリコラージュゼミ:講座を3つ選んで取る+ふりかえり
体験第1~5希望を入れて、3つ選択
1 地域にどんな人がいるか?
2 感情のハリがどこで動くか?
3 ふりかえりで言語化する。
2年生の6人に1人はプロジェクトを持っている。
コーディネーター:放課後がめちゃめちゃ忙しい
2年の総合的探究
1 依頼型/まちの人が困っていることを高校生に依頼して取り組む
2 マイプロ(自発)型/60名中25名がこちらを選択。伴走者の設定が大変
・オープンスクールに企画を入れたいっていうマイプロとか
ICTモデル校:クロームブックを1人1台
部活「グローカル・ラボ」(県外生中心で始まったが、今は地元の子も多くなってきた)
・畑をやるチーム
・竹林のことをやるチーム
・デザイン・広報をやるチーム
マイプロが総合的探究にはみ出してきている。
・マイプロやりたい子が入ってきている。
・みらい留学のプレゼンでも「あなたの一歩に寄り添います」って言っている。
・校長も話を聞いてくれる的なアピール
・友達がやっているのを見て刺激を受ける。
探究⇒学力へフィードバックすること。
「企画のつくり方講座」とか
「メールの書き方講座」とか
地域の人=話を聞いてくれる人を選ぶ。
アドバイス/説教しない人
AO入試の戦略を立てる⇒誰にどこの大学の入試があっているか?
追いつかないマイプロ伴走どうしていくか?
・生徒の自走
・地域の人による伴走
・教職員の伴走
伴走:話を聞く、整理する、組み立てる、根回し
6月末:ガイダンス+ブリコラージュゼミ第1回
9月:ブリコラージュ3回+ふりかえり
12月:トークフォークダンス
1年次の終了時点で「何かやりたいな」となっている
「やりたいことが明確じゃない」⇒自己分析やりながら進めていくから大丈夫だ
「マイプロ」に寄りすぎた。「マイ感」の重視⇒苦しくなる人もいる
プロジェクト⇔授業の中の活動
~~~ここまでヤマタツさんとの話メモ
「トークフォークダンス」と「ブリコラージュゼミ」の組み合わせで
探究テーマを見つけるという設計。
マイプロがめちゃめちゃ起こり始めていて、
その伴走をどうするか?というところ。
午後の時間は足を伸ばして吉賀高校へ。
そしたらなんと!
「環境」の授業で鮎を焼いていました!
30分ほどしか滞在しなかったのですが、鮎をいただいてしまいました。
スタバの時から何かもってますね。
地域の誇りを伝えていく授業、素敵だなあと。
教頭先生とも少し話しましたが、
これからは教科は他校と連携して教えていき、
探究とか地域を活かした授業によって目指してくる生徒が変わってくるのではないかと
ホント、その通りだなあと。
そして津和野高校に帰ってきて、校内探検。
フジハラさん、お忙しいのに2時間もお付き合いありがとうございます。
~~~校内探検メモ
進路指導室の横⇒集まれる場にした
★「余白」をたくさんつくっている⇒コミュニケーションをなめらかにする。
センセイオフィスのフリーゾーン
「○年○組 ○○入ります」みたいなのを無くす。
家具=すべて提供:「家具メーカーにできること」
センセイオフィスの書類棚
「現在性」によって分類。「いまつかう」「すぐつかう」/「たまにつかう」「もしかするとつかう」
医療機関マップをただ貼っても見ない⇒生徒につくってもらう⇒当事者になる
先生方は切り取って一面だけを見る⇒事務長は全体を見る。
ステンドグラスづくり:先生も「やったことない」ことに挑戦する。
⇒校長先生もフラットになる。
~~~ここまでメモ
途中、実際に高校生と事務長が話しているシーンを
何度も見たのだけど、すごいなと。
高校生が思ったことをしゃべっているなと。
学校の先生はひとりひとり教科を持っている。
授業態度やテストの点数と言った「評価」の観点で生徒を見る。
「でも、本当はいいやつなんですよ」
そうそう。みんな本当はいいやつ。
全体性を見れる人がいないだけ。
それを事務長が担っているんだなあと。
ステンドグラスの話で思ったのは、
初めてのことにチャレンジするっていうのは、
一回性の高いことなのだなあと。
飯野高校で聞いた、ラテアートの話。
http://hero.niiblo.jp/e490190.html
これからのアートは「一回性」が鍵になると思った。
「はじめてのこと」は1度しかやってこない。
それはもしかしたら、「場」による「発見」のことなのかもしれない。
僕はそれをデザインしたいのではないだろうか。
翌朝、津和野まで来て、行かないわけにはいかないと
萩・吉田松陰先生の墓参りへ。
事務長がいつも高校生に買ってあげているというパンを夜明け前の萩の町を見ながら食べる。
墓参り。
朝の松陰神社
原点に返るっていいもんだよね、と。
自分がなぜここに立っているのか、だんだんと分かってくる感覚、楽しいです。