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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2020年11月14日

何のための教育魅力化か?

最上学びの土壌づくりオンライン。
11月10日のゲストは、岐阜県飛騨市で活躍する関口祐太さん。
いやあ、哲学ある人ってかっこいいなと。

というわけで、いつものメモです。

~~~ここからメモ

大人自身のあり方が問われている
人生や社会課題に対してどうするのか?

Q1 何のための教育魅力化か?
(どうして教育をより良くしたいのか?)
1 地域の豊かな暮らしを守るため
2 子どもたちの未来をより良くするため
3 自分の人生を豊かにするため

Q2 教育の中心課題は何か?
「分断」学校と社会、中学と高校・・・

Q3 課題解決のために重要なことは?
対話し、理想を描き、協働して、行動すること

それは体重が乗っかる課題なのか?
課題に対して主体的であり続けられるか?

課題に向かう時に大切にしている考え方

1 森を歩く
・関係する人々はどんな日々を送っているのか(情報収集できているか?)

2 声を聞く
・どんなことを目指しているのか(目的や目標を知っているか?)
・どんなことを大切にしているのか(価値観を知っているか?)
・今何に困っているのか(困りを聞けているか?)

3 妄想する
・本当はどうなったらいいと思うのか(共有したい未来を考えられているか?)
・どんな未来は避けたいと思うか(どんな未来が来ることは避けたいか?)

4 手札を知る
・既に上手くいっていることは何か(出来てることに気がつけているか?)
・既にどんな資源があるか?(人や文化、団体、活動、施設など)(町の資源についてどれだけ知れているか?)

5 道を描く
・何をしたら良さそうか(いくつか行動のイメージができているか?)
・やってみる(実際行動できているか?)

沖畑教育長が日々感じていた課題感
・「学び」は、「もっとやりたい」「おもしろい」であるはず。
・誰もが目を輝かせて向かう学びは、探究することだろう
・やる気を途切れさせず、みんなでつないでいくことが大切
・一人一人の興味関心に寄り添うのは現実的ではない
・多くの方に関わって頂く仕組みができれば可能かもしれない
・仕組み作りは大変な労力が必要。思いながらできずにいた。
子どもたちの学びを地域一体となって支える体制⇒飛騨市学園構想

★「支援マインド」と「協働マインド」
応援するよではなくて、一緒にやろうってなれるか?

新カリキュラム「何ができるようになるか」「何を学ぶか」「どのように学ぶか」

「学びの土壌づくり」が重要
かっこいい大人との出会い格差
大人の姿勢そのものが学習意欲を高める
⇒大人自身のあり方がすべて。

大人の存在が学習意欲を高める鍵を握っている
学習意欲とのつながり。
1 勉強の面白さを教えてくれた大人の数
2 将来目標にしている大人の数
3 尊敬できる大人の数
4 相談できる大人の数
5 友人の数
6 親友の数
7 所属しているグループの数
8 異性の友人の数
9 近所であいさつしたり、会話をする大人の数
10 日常的に連絡をとる家族・親戚の数

教育長が議会質問に「わからない」と答えた。
一緒に考えていこう、と。

子どもたちを飛騨市に縛り付けない
飛騨市学園構想の5大課題

1 周知
学園構想の意義や意味、背景やビジョンを関係者にもっと知ってもらう
2 大人のアップデート
大人自身の課題解決力・探究心をいかに高めるか⇒社会教育の充実
3 分断の融和
社会と学校の分断をどう緩やかにし、社会とつながりながら学びが作れるか
⇒学校地域協働活動本部の設置、コーディネーターの育成、活動の周知
4 時間の創出
地域も学校も時間をいかにして生むか
⇒DXの促進、学校へのICT支援員の配備
5 学びの質的転換
どんな知識を渡すかではなく、どんな資質能力を育成するかのマインドチェンジ
⇒教員の学びづくり

コーディネーター:中立的に聞ける人が必要
⇒ぶっちゃけた話ができる人

大人と子どもの境目。
創造せずにはいられない人が子ども。
アドラーの共同体感覚
情報として地域を知るのではなく肌感覚で感じること。
答えのない問いに向かっている大人の姿を見せる。

大人のアップデート
★大人の課題解決力・探究心をいかに高められるか?

1 都市の人口規模と中高生の学習意欲、困難なことへの挑戦意欲、将来の展望などに差があり。人口規模が小さくなればなるほど、多くの項目で低下する。

2 子どもたちの課題解決力育成において大人がどんな状態かが大きく影響する

3 学習意欲を高めるにはかっこいい大人との出会いが重要である。

高校と地域との協働において、高校生も大人も成長(変態)していくために
明示的なカリキュラム(学校での学び):授業づくり:何をどのように学べるか
隠れたカリキュラム(社会での学び):土壌づくり:誰とどのような環境で学べるか
★「地域」と「授業」のあいだでカリキュラムマネジメントする。

海士町での聞き取り調査から実際に得られた生徒の成長(変態)の背景・要因
・色々な人が行動しているのを間近で見て感化された。
・日常生活の中で多くの人と触れ合う機会があった。
・自分は自分で良くて、他人の夢や行動と同じようにしなくても良いと言ってくれたスタッフの人
・本気なら全力で応援してくれる大人・地域の人がいる
・色々なことをしている人をみてチャレンジすることへのハードルが低くなった
・先生との面談で夢を実現するためにどうすれば良いか明確になった。
・OBが島に連れ出してくれたり、地域の人に合わせてくれたり、手伝いの楽しさを経験させてくれる。

~~~ここまでメモ

印象に残るワードがたくさんあった。

★「支援マインド」と「協働マインド」
★大人の課題解決力・探究心をいかに高められるか?
★「地域」と「授業」のあいだでカリキュラムマネジメントする。

ステキな視点だなあと。

あとは冒頭の問い。
何のための教育魅力化か?
中心的課題は何か?
その課題をどうやって解決するのか?

僕はが取り組みたいのは、やっぱり「アイデンティティ」の課題だ。
「やりたいことが分からない」「自分に自信がない」という大学生。
アンジェラアキの「手紙」を聞いて、涙する15歳。
そんなんじゃないぜって。

教育魅力化は、
学校と地域が対話しながら、その地域独自の「新しい学び」を創っていくことだと思う。
その創造のエッジに、アイデンティティ、つまり「存在」があるという仮説。
言い換えれば「発見」になるのかもしれない。

アイデンティティ問題の原因の多くは、家族・地域社会のつながりの薄さだろうと思う。
だからこそ、つながりを取り戻していくんだ、みたいな意見もあると思う。

しかし、課題は同じパラダイムでは解決しない。
存在の承認を、つながりによって取り戻すことは難しいと僕は考えている。

存在の承認を、創造のエッジに求めていくこと。
フラットなコミュニケーションの「場」に求めていくこと。
自らを部分的に取り出し、そのそれぞれを「場」に溶かし、それを本体である自分が承認すること。
そんな方法で、アイデンティティは構築できるのではないか。

そのための「場」の構成要素として、
「地域」、そして「地域の大人」が必要になってくる。
その「場」はプロジェクトを生むだけではなく、
結果として大人も、まちをも創っていく。

そんな循環。生態系。
そんなのを僕は見てみたいのだよね。
森と川と温泉のあるこの町で。

  

Posted by ニシダタクジ at 09:48Comments(0)学び日記