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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2022年01月16日

「自分の可能性」に好奇心を持つ

SMOUTのスカウト機能を利用して人材を探しています。
何名か返信いただき、実際に2名の方とお話しました。

いやあ、こういうの面白いですね。
一人目は環境活動家の方。

「もう間に合わない」という環境の諸問題への危機感。
それとアイデンティティ問題のリンクについて言及。
昔の自分を見ているようで、非常に共感・共鳴しました。

同世代の「自分では変えられないから適応する」という姿勢への違和感。
企業的なアプローチの限界。
課題に対しての自分のアプローチはどこにあるのか?
フォルケホイスコーレのような、大人も学び続ける場をつくれないか?
アーレントの言うように、労働⇔活動を考える機会をつくれないか?

そんな問いについていろいろお話ししました。
キーワードっていうかベクトルっていうか、
スピノザ的に言えばコナトゥスが近いなあと思いました。

二人目はITマスターな教育関係の方。
これもめちゃめちゃ面白かった。

地域の方のゲスト講師には、
ただ、体験談を話してもらうのではなくて、学校の学びと絡めてもらう。
例えば、「料理」は論理的思考だし、比の計算だったりするのです、みたいな。

学習面の目標/夢(志)を持つ/見識を広げる
の3つを行っていくこと。

都内の私立高校の入試問題と県の公立高校の入試問題を比べてみる。
⇒好奇心を揺さぶる。

中3の学力調査と3年後の大学共通テストが相関しないことについて。
学力調査で上位でも共通テスト平均点は下がる。

教育投資は10歳までに。
「身体」的なものも多くある。体を動かすこと⇒脳を動かすこと。
異年齢・世代を超えたコミュニケーションのツールでもある。
筋トレなどルーティンで英単語、数学公式をやる⇒覚えた方が楽。

ゼミ授業では、一緒に企画をつくる
ゼミ授業づくりから一緒にやる
旅(冒険をするように)ゼミをする:
探究:教室の中でやる冒険
探究:目的と背景の確認をひたすらやる
~~~

エッセンスがたくさんあったのだけど、メモしきれず。
これから活かせそうなこと。

環境×教育はもっと「身体」でつながれるのではないか。
そしてそれは幼児教育の大切な要素なのではないか。

「探究的学び」というのは、教室の中でやる旅なのではないか。
「旅」をするように、探究できないか?
地域の講師には学習とからめて講師をしてもらうようにする。

そもそも「一緒に授業そのものを企画する」ことが大切なのではないか?
⇒温泉寺子屋も「企画会議」風にしたらいいのかもな。exカマコン

キーワードは「好奇心」だと思った。
揺さぶるべきは「好奇心」だ。

最終的には「自分の可能性に好奇心を持つこと」
それが出発点であり、到達点だと思った対話の時間でした、素敵な機会をいただき、ありがとうございます。  

Posted by ニシダタクジ at 08:22Comments(0)学び日記