プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 105人
オーナーへメッセージ

2010年11月19日

価値観の多様化というウソ

「価値観の多様化」
本当にそうなっているか?

世の中にはいろんな仕事があり
いろんな生き方がある。

と言いながら、
経済至上主義の呪縛の中で
みなが生きているように思う。

しかしながら。
現実問題として、
経済至上主義的価値観は大きく揺らいでいる。

偏差値の高い大学
大企業
幹部候補

というような図を頂点とする生き方が
全てではないことは多くの若者は気づいている。

それなのに、それに代わる価値を
世の中は選択肢として提供していない。

「やりたいことがわからない」というのは
まさにここが原因だと思う。

やりたいことがわからないのではなく、
「価値観がない」
つまり、「何に価値があるのかわからない」のではないか。

何に価値があるかわからないから、
どの仕事を自分が選んでいいのか?
その基準がないのだと思う。

そして、
「やりたいことがわからない」ことではなく、
「何に価値があるのかわからない」
ことこそが問題なのだと思う。

それは、就職していても同じだ。
「自分の仕事に価値がある。」
その価値が具体的に見えていないと、
モチベーションは上がらない。

そして、その価値は、
まさに「多様化」、
つまり、答えのない問いだ。

ひとりひとりが自分で価値観を形成していくしかない。
それでは、価値観を形成する方法は何か?

「出会い」と「経験」

この繰り返ししかない。

人と出会い、共感し、行動して、経験する。
そうやって、ひとつひとつ、重ねるように
価値観が形成されていく。

だから。
僕たちは、地域というフィールドで、
「出会い」と「経験」の機会を創るのだと思う。

同じカテゴリー(就職)の記事画像
コナトゥスを意識する
「就活」と「手紙」
コードネーム「耳をすませば」
「早く進路を決めろ」という呪縛
「機能」としてでなく、「人間」として就職する。
企業も、乗り物
同じカテゴリー(就職)の記事
 やりがいは何か?という愚問 (2020-09-07 06:24)
 コナトゥスを意識する (2019-03-14 16:46)
 「就活」と「手紙」 (2019-01-14 08:21)
 コードネーム「耳をすませば」 (2019-01-13 09:08)
 「就活」というフレームワーク (2018-12-19 07:03)
 「有用かどうか?」という思考の罠 (2018-10-07 11:02)

Posted by ニシダタクジ at 07:46│Comments(0)就職
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。