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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2008年11月01日

つながる場所、つながる時間

久しぶりの取材。
取材を受けると、自分があらためて
何のためにプロジェクトを始めたのか、
考え直す機会となる。

まきどき村を始めたとき。
最初のコンセプトは、
農作業を体験する場所だった。
「自然とつながる」

そして農作業を通じて、
人と人が仲良くなる場所だった。
「人とつながる」

福井集落の人たちに出会い、
ほたるを復活させた人たちの
仲間に入れてもらった。
「地域とつながる」

旧庄屋佐藤家保存会に出会い、
かやぶきの家で、
朝ごはんを食べるようになった。
「歴史・文化とつながる」

いつしか、「人生最高の朝ごはん」は、
本当に人生最高になった。

初めて出会った人が、
畑でダイコンを抜き、
朝市で買い物をして、
一緒に味噌汁をつくり、
囲炉裏を囲んで食べるだけで、
一瞬にして家族になった。

「ふるさと」が確かにここにある。
人生最高の空間と時間。

まきどき村を始める前に感じていたこと。
「何が起こるかははっきりとは分からない。
でも、何かが起こることだけは間違いない。」

たしかに。
いくつもの奇跡が起こった。

「人生最高の朝ごはん」は空間と時間のアートだ。
あの4時間の中に、いくつもの要素があり、
そのひとつひとつが無駄だらけのように見えて
無駄のない要素になっている。

つながる場所に来て、
つながる時間を過ごしてみないか。

ここには何もない。
しかし、ここには何もかもある。

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Posted by ニシダタクジ at 04:59│Comments(0)思い
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