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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年03月25日

本で自己紹介

本で自己紹介。

質問は、
「人生を変えた本はなんですか?」

僕の場合は。
高校のときまで本なんてまったく読まなかった。

マンガ「SHOGUN」と「覇王伝説 驍」(共に少年マガジン)と
「沈黙の艦隊」(モーニング)
思えば、この3つのマンガが、僕を今の人生へと導いたのかもしれない。

高校3年のときに図書館で読んだ
「沙漠緑化に命を賭けて」(遠山正英 TBSブリタニカ 1992)
で農学部を志し、

大学に入ってから読んだ
「地球大予測」(高木善之 総合法令)
で環境問題の深刻さを知り、環境活動に情熱を傾け、

「微生物が文明を救う」(渡部昇一 比嘉照夫 クレスト選書)
で微生物技術の研究に没頭し、
農業の世界の魅力に気づき、

「おいしく 楽しく ありがたく」(船越康弘 カタツムリ社)
で料理の世界の魅力に気づいて、
カフェでコーヒーの入れ方を学び、

「自然農から農を超えて」(川口由一 カタツムリ社)
で農業と環境問題が融合して、
全国農家めぐりをスタートし、

「半農半Xという生き方」(ソニーマガジンズ)著者の
塩見直紀さんに出会い、

「種をまく人」(ポールフライシュマン あすなろ書房)
をプレゼントしていただいて、
「まきどき村」の名前を決定。

塩見さんには
「ワクワクするビジネスに不況はない」(小阪祐司 ヴォイス)
もプレゼントされ、働き方・生き方のヒントを得て、
1999年にまきどき村を発足。

それ以降も小阪祐司さんの本は
発売されれば買うというお気に入りの作家に。
(ツルハシブックスにはほぼ全巻あります)

同時期に出会ったのは、サンクチュアリ出版。
「CROSS ROAD」リニューアル記念に長岡出身の近藤陽一郎が作った
「CROSS ROAD~ジェネレーションブック」(非売品)

これを軌保博光(現てんつくマン)のトークライブ後に
新幹線の中で手にして、体と心が震えた。

そして読んだ本が
不朽の名作「SANCTUARY」(高橋歩 磯尾克行 サンクチュアリ出版)

越後線の電車の中で読んでいて、
小針駅に到着する寸前、涙があふれた。
頭を掻くフリをして、隠すのに必死だった。
俺もこんな仲間と仕事がしたい、って心底思った。

99年の頭から港区三田(田町)のサンクチュアリ出版
に通うようになり、自宅でミニ書店「くろすろうど」をオープン。

自宅で会社の予想以上に売り、
2001年から営業として、書店を回り始めた。
書店営業は僕にとってワクワクする仕事だった。
「今手が離せないので、10分くらい売場で待っててください」
と言われると、書店を見てまわり、1冊の本を手にとってレジへ。

そう、僕は「待たせると本を買ってくれる営業さん」になっていた。

つづく

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Posted by ニシダタクジ at 07:20│Comments(0)
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