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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年06月16日

キャリア・ドリフトを数値化する

キャリア・デザイン理論。
それは一言で言えば、
「目標達成」の先に、
自分の天職がある、ということ。

いわゆるイチロー型キャリア形成。

それに対して、
マサチューセッツ工科大学の
エドガーシャイン博士は
キャリア・アンカー理論を唱える。

できること
やりたいこと
すべきこと

の真ん中にあなたの天職があるということ。
「価値観」重視型のキャリア形成だ。

キャリアアンカーの
動きに対しての問いはこれだ。
「あなたが大切にしてきたものはなんですか?」

これもかなり重要だ。

そしてもうひとつ。
スタンフォード大学のクランボルツ博士の言う
キャリア・ドリフト理論。

偶然がキャリアを創る、という考え方。

だから計画的に偶然を起こしていくことが
必要ですよ。
ということ。

これは特に大学生に重要な理論。

キャリアデザインだけに偏ると、
行動が限定される。
就活を頂点としたピラミッドの
中に自らを組み込む。

多様な活動に対して、
アクションを起こしていくのではなく、
自分にとって、というか「自分の就活」にとって
有利か不利かでイベント参加の意思決定が行われる。

あまりドリフトできない。

神戸大学の金井壽宏教授が言うように、
人生はキャリア・デザインとキャリア・ドリフトの
繰り返しであり、節目にはきちんと設計して、
あとはドリフトを楽しんでいくようなキャリア形成を提唱している。

いま。

東日本大震災の支援に
新潟から出かけていくということ。
これは大きなキャリア・ドリフトだ。

それではその成果はどうやって測ろうか。
僕は、知り合った人の数で測るのも
ひとつかなと思った。

ただ知り合うのではなく、
「この出会いが人生に影響する」
そう思える出会いを重ねていくことだと思う。

石巻で子どもたちによって作られている祈りのミサンガに共感する。
仙台マルシェでがんばっている南三陸のかまぼこ屋さんに共感する。

そのひとつひとつが、人生を少しだけ動かしていく。

被災地での避難所張り付きボランティアも
あと2期の募集となった。
23日~スタートの第6期は新潟県内からも
県立大の学生を中心に4名のエントリーがある。

新潟の大学生の熱い気持ちを待っている。

◆―◇―◆―◇―◆―◇―◆―◇―◆―◇―◆―◇―◆―◇―◆―◇―◆
被災者をつないで支える!~「避難所」の下の力持ち~
避難所運営者のアシスタントサポーター大募集!
◆―◇―◆―◇―◆―◇―◆―◇―◆―◇―◆―◇―◆―◇―◆―◇―◆

被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト(つなプロ!)
では、その避難所運営者と共に、避難所全体の運営サポートを
行ってくれるスタッフを募集します。

つなプロ!WEBサイト
http://blog.canpan.info/tsunapro/

これまで「つなプロ!」では、約400人のボランティアスタッフが
宮城県内避難所、延べ900カ所以上を訪問し、特別なニーズをお持ちの
方々(妊産婦、軽度の要介護者、精神的要支援者、外国人、障がい者、
アレルギーや難病患者さん等)のお困り事を発見し、それを専門的な
NPOなどとつないで支えてきました。

5月中旬からは従来の訪問型から切り替え、避難所運営に深く関わりつつ
避難所内の生活水準の向上を図っていきます。

具体的には、三人一組で避難所に張り付きながら避難所運営者の各種業務
(炊き出しや会議運営等)をサポートしながら避難所運営を円滑にすると共に
特別なニーズを持っている方々の声なき声を拾い上げ、
そのお困り事を解決できる専門的なNPOや機関に繋げていきます。

また、避難所に関わっている方々の中から、今後の復興を担う
キーパーソンを探し出し、リストアップしていくことも
あなたの大切な役割です。


======【以下、活動概要】======

■サポート業務の内容■
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(1)避難所運営者のアシスタント業務
(2)被災者の方のニーズヒアリング
(3)地域内のキーパーソン発見

■活動日■
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
1期 5/19(木)-5/25(水) 
2期 5/26(木)-6/01(水)
3期 6/02(木)-6/08(水)
4期 6/09(木)-6/15(水)
5期 6/16(木)-6/22(水)
6期 6/23(木)-6/29(水) 募集中 36名
7期 6/30(木)-7/06(水) 募集中 36名

※上記いずれか1週間ずつの参加となります。
なお、避難所との信頼関係をしっかり構築したいため
出来れば複数回参加頂けますと助かります。

※参加例:
ⅰ.1期(5/19-25)と3期(6/2-8)に活動
⇒1週間の休みをはさんでの2週間参加
ⅱ.6期(6/23-29)と7期(6/30-7/6)に活動
⇒2週間連続で参加

■活動場所■
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
主に気仙沼市、南三陸町、石巻市、多賀城市等の宮城県北部と
亘理町等の宮城県南地域などの避難所10ヶ所程度
※基本的に現地に宿泊所を確保しており、そこでの泊り込みになります。
学生が多いですので、意外とみんなでワイワイ合宿している雰囲気です。

■こんな人に参加して欲しい■
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・人とコミュニケーションをとることが好きな人
・被災地の復興を心から願う人
・自分のチカラを試してみたい人

※参加するために特別なスキルは必要ありません!
しっかりとした研修とサポート体制を準備しています。

【参加者の声】
友人が被災した。その瞬間に今回の地震が他人事ではなくなった。何かしたい。
でも何もできない。そんな自分に巡ってきた機会が今回の「つなプロ!」でした。
「避難所での死者を0に」という目標に共感し参加しました。
ガマン強い東北の方と接し、美しい風景を見て、東北のことを好きになりました。
また、美しい姿に戻った時に、もう一度訪れたい。
そして、元の美しい姿に戻すための一助になればと思いました。ありがとうございました。

つなプロメンバー、現地の方々との出逢いが一番の収穫でした。
今後もメンバーとのつながり、宮城とのつながりを、末永くもちたいと想います!
宮城に惚れました。色んなきっかけをありがとうございます!!

ボランティア初参加でした。
1人1人、出来る事をやるという単純なことですが、それを喜んでくれる人が
いることを知れて良かった。今後も忘れる事なく、長期的に関わっていきます。


■申込方法■
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
件名に「つなプロボランティア参加希望」
本文に「参加日・氏名・連絡先(電話番号、メールアドレス)」を記入の上
info@wakatsuku.jp
までメールを送信下さい
もしくは、022-721-6180(デュナミス(担当:坂上))までお電話下さい。

■お問い合わせ先■
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〒980-0023 宮城県仙台市青葉区北目町4-7 HSGビル内
TEL:022-721-6180 (担当:坂上) FAX:022-721-6181
E-mail info@dunamis.jp

あなたの参加を被災地の方々が待っています!ご参加お待ちしています!


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Posted by ニシダタクジ at 06:00│Comments(0)就職
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