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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年07月10日

合理主義と自然農

合理化。
効率化。

工業社会においての必須の条件。
言い換えると「目的達成への最適化。」

極度な合理化・効率化は、
画一化を生み出した。

食糧の不足。

主食となる米を生産し、
農協を核とした流通システムに載せる。
いわゆる「政府米」システム。

それによって、
日本全国に同じ価格で、米が並ぶ。

効率化するために
ひとつの県では同じ品種を推奨する。
指導する側が指導しやすいからだ。

それは決して間違っていたわけではない。
食糧を全国に安定供給する
という社会の成り立ちに必須な条件を
最速で実現するための手段だったのだ。

ところが、時代は変わる。

「安心・安全」が重要となり、
農協中心の流通システムでは
農家の実入りが少なくなり、

お客さんを自分でつかむために、
独自の農法で、農薬や化学肥料を減らし、
個性を出していかなくてはならない。

会社も同じだ。
言われたことをやるだけでは
もはや価値ではなく、

いかに自分で考え、付加価値をつけられるのかが
全ての会社の関心ごとになっている。

ひとりひとりが個性・能力を発揮できるような
環境整備をどうするのか?
が企業の大きな課題だ。

ふたたび農業に置き換えると、
これまでは、おいしい品種作り、
効率的な肥料・農薬の使用法
これをひたすら最適化してきた。

ところがこれからは、
独自の農法で個性を出し、
ひとりひとりのお客さんとコミュニケーションをとり、
たまには畑でイベントをして、
というように、非常に多岐にわたった取り組みを行っている。

農業は土づくり。
だと、何人もの農家に聞いた。

農業だけではなく、企業もまちもすべては「土づくり」。
ひとりひとりが、役割を全うし、才能を発揮できるような
土づくり。

それは合理主義ではたどりつけない
新しい時代の大いなる問いなのだろうと思う。

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Posted by ニシダタクジ at 09:20│Comments(0)学び
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