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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年07月28日

サードプレイスと第3の大人

山岡さんの日記から
高校生は学校の先生の言うことは信じない。
外部講師や地域の大人の言うことを信じるというようなことを
高校の先生へのキャリア教育支援を行う会社の人が
言っていたそうです。

その大人のことを「第3の大人」
というのだそう。
親でも、先生でもない、第3の大人
この存在が必要なんだと言います。

みなさんが高校生のころ
「第3の大人」はいましたか?

僕には部活の先生くらいかな。
バスケットに生命を賭けていた
日体大卒の野村先生。
あの人は高校の先生っていう感じではなかったな。
イスは投げるし。(笑)

もうひとり2年のときから来ていた
水島先生。
彼の本気で、僕も熱くなっていた。

そう。
「本気」の大人に出会うということ。

そこなのかもしれない。
第3の大人は、心を開けるゆるい大人と
全力で人生を生きる熱い大人。
そんな2人がいるのかもしれないね。

それでは、そんな大人に高校生はどこで出会うのか。

学校に来た外部講師?
そんな人と1対1のコミュニケーションができる
ことは難しい。

そこで、重要になってくるのが
「サードプレイス(第3の場所)」なのだと思う。

スターバックスコーヒーのコンセプトである
サードプレイス。

家でも、職場でもない第3の場所。
そんなくつろぎ空間を与えること。
それがスターバックスのミッション。

大人になれば、それが可能だ。
カフェやバーや居酒屋に行き、
非日常の時間の過ごし方やコミュニケーションをはかる。

しかし、高校生はどうだろう。
中学生は、小学生はどうか。

かつて。
駄菓子屋が果たしていたサードプレイスは
コンビニやスーパーに変わり、
そこにはおばあちゃんとのコミュニケーションはない。

僕が高校のとき行っていたスナックを改装しない
たこ焼きやさんは今はもう駅前道路拡張のため
なくなっていた。

そう。
小学生、中学生、高校生にも
サードプレイスが必要なのだ。

そしてそこに、第3の大人との
コミュニケーションがあることが
必要なのだと思う。

大人と出会える、
駄菓子屋、クレープ屋やたこ焼きや、そして本屋で
サードプレイスと大人とのコミュニケーションの場を実現する。

これを「地域の教育力」と
言うのかもしれない。

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Posted by ニシダタクジ at 06:50│Comments(0)学び
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