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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年09月11日

総合フードサービス優秀賞獲得!

地域仕事づくりチャレンジ大賞2011

数々の感動シーンが今年も待っていた。
なんというか、胸の底が熱くなる、そんな感じ。

僕は見学も含めると5回目、
当事者になるのは3年目なのだが、
初めて自らが登壇するという晴れ舞台に。

午前中の企業部門に出場。
ここから上位2チームが
午後のセカンドステージに出場できる。

東京、京都、沖縄、高知。
発表順が最後だったので他のチームの
プレゼンを聞いていたら、すごすぎて、
圧倒された。

ここから残れるのか。

と思いつつも、
ただ、自分たちが伝えたいことを伝えようと
思った。

仕事づくりとはいったいなにか?

長嶋さんの会社が
若者自立支援NPOと行っている
コラボ八百屋「沼垂よりどころ、やさい村・よろずや」

いろんなバックボーンを持った若者が集まり、
様々なことをやっている。

パソコン教室もその1つだ。
お店に来るお年寄りが
「パソコンを教えて欲しい」
と言ったことをきっかけに始まり、
今では順番待ちの人気だ。

人気の秘密は、
「ゆっくり教えてくれるから」。
お年寄りは物覚えが遅くなる。
それをいらいらせずに待っていてくれる。

そして、話しかけられたことを
親身になって答えてくれる。

そうそう。
本当は、パソコンを教えてほしいのではなくて、
コミュニケーションをしたいのかもしれないな。

行商の八百屋もそうだ。
1000円の買い物をしたばあちゃんに
若者は1時間捕まって、話をしてくる。

それって、
むちゃくちゃ非効率だよな、
って誰もが思う。

でも、
大切なあったかい何かがある。

経済優先の価値観の中で、
僕たちが失ったものを問いかけさせられる
エピソード。

そんなプレゼンが通じたのかな。

おそらくエントリー5社のうち、
もっとも売上を上げていないプロジェクトだった。

でも、それでも。

長嶋さんの地域での「仕事づくり」は、
たしかに「仕事づくり」だったと僕は思っている。

投票の結果。
午後のセカンドステージに出場しました。

発表前。
「なんだかんだ、中村さんのおかげですね。」
と2人で会話していた。

そうそう。
いま、この舞台に立っているのも、
中村憲和さんの力があってこそ。

新潟に来て、たったひとりで
インターン事業を立ち上げた中村さんに、
この賞を捧げます。
本当にありがとう。

総合フードサービス優秀賞獲得!

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Posted by ニシダタクジ at 06:31│Comments(0)日記
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