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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年11月29日

松陰先生

ツルハシブックスには、
県内でここにしか売っていないであろう
本(小冊子)があります。

「松陰読本」(山口県教育会)
松陰先生
「松陰先生のことば」(萩市)
松陰先生

共に500円。
山口県の小学生が読んでいる副読本と
萩市の明倫小学校が毎朝ご唱和していることばです。
小学校1年生1学期に
「今日よりぞ 幼心を打ち捨てて 人と成りにし 道を踏めかし」
って小学校1年生が毎朝ご唱和してるって熱い。

店内でいちばんいい場所に
置いてあるので、買って行かれるかたも
多いです。

そして会話が弾みます。

そうそう。
僕が本屋さんをやっているのも、
やっぱり松陰先生との出会いが大きかったのです。

2004年。
30歳になる直前に、
僕は小説「吉田松陰」を読み、
あるエピソードに心が震えました。

海外渡航の罪で江戸を追放され、
萩の野山獄に入れられてしまったときのことです。

ここには、12名ほどの人が入れられていました。
みな、いつ出るかも分からない状況で覇気がありませんでした。

松陰先生は、
本を読んでいましたが、
次第に隣の囚人たちの様子が分かってきました。

隣の人は和歌を詠んでいました。
反対隣の人は、書道が得意でした。
向こう側の人は難しそうな本を読んでいました。

そこで松陰先生は、
「その和歌をみなさんに教えてくれませんか?」
と言います。

こうして、野山獄の中で、
和歌教室、書道教室、難しい本の解説教室が
行われました。
みるみる囚人たちは元気になっていったそうです。

なんということだ!
と僕は衝撃を受けました。

一生牢から出られない。
そんな状況の中でも、
人は学ぶことで元気が出てくる、
明日を生きる希望が湧いてくるんだ。

僕はこれをやろうと思いました。

たくさんの人が学び合うことで、
希望を生んでいくような仕組み。
それをこのまちで創ろうと思いました。

獄中でできることが
このまちでできないはずはない。
「希望を生んでいく学び合いの場づくり」

これが僕のテーマになりました。

2004年11月。
中越地震直後の新潟大学「新大祭」での
コミュニティ市場の出展名は「吉田松陰プロジェクト」でした。

7年の時を超えていま、
ツルハシブックスで再開します。

ツルハシ朝大学
毎週土曜日朝 7:30~10:00
開催します。

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Posted by ニシダタクジ at 07:34│Comments(0)
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