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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2011年12月16日

六次産業化とは何か

農業の六次産業化を推進しよう
このキャッチフレーズに共感する人はどのくらいいるのだろうか。

農業の六次産業化とは、
農業従事者が従来の生産だけではなく、
加工・流通販売を行い、経営の多角化、収益向上を
目指すものである。

分かりやすく言えば、
今まで、牛乳を作っていた農家が
ジェラート屋さんを立ち上げて、店舗を持つような
ことだったり、

野菜農家が漬物や焼肉のたれを開発して、
売り出すようなことである。

では。
六次産業化とは何のためにするのか?

衰退する農業を守るため、
つまり農業所得の向上のため。
が一般的である。

僕は、六次産業化とは、
「農業を開く」ことではないか、と思う。
農業は六次産業化されることで、
地域コミュニティの核になりうると思う。

生産、加工、販売。
これを一体化してやる。

農家単体でできなければ、
周りの企業を巻き込んでやる。
それがうまくいけば、そこに雇用が生まれる。
高齢者・障がい者雇用につながる。

販売には、大学生のインターンシップを活用する。
足で稼ぐマーケティングや販売促進で、
大学生は世の中を学ぶ。

子どもは農業体験で
農業の知恵や文化を学ぶ。
食べ物の大切さを体感する。

そんなプラットフォームをつくることが可能になるのではないか。

「世の中」の縮図。
いや、新たなる時代の価値観のひとつが見えてくる気がする。

幸せとは、つながっていること。
そして役割があること。

そんな地域社会を農業の現場で作る方法。
それが六次産業化なのではないだろうか。

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Posted by ニシダタクジ at 07:41│Comments(0)思い
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