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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年01月08日

つながりの先にあるもの

つながりたい。
と思う。
承認されたい。
と思う。

それは、人間の根源的欲求だと思う。

経済合理性という価値観によって、
分断された社会を僕たちは生きている。

「7時から23時」から「24時間営業」へ。
「八百屋と魚屋、金物屋」から「ショッピングモールとホームセンター」へ。
「一家に一台」から「ひとり一台」へ。
そうやって経済を成長させてきた。

引き換えに僕たちが失ったもの。
それが「自然」「地域」そして「つながり」ではないだろうか。

「つながり」の喪失は、
生きている実感を少なくさせ、
何かが足りないような、そんな不安な気持ちにさせる。

フェイスブックの登場は、
そんな不安に、強烈なインパクトを持った。

つながり、つながる。
人が人につながってることを実感する。
「みんなつながってるんだ」
そんな会話を耳にする。

つながりたい。
その先にあるものはなんだろうか。

つながった自分は、どんなアクションを起こしていくのか?

「なんのためにつながるのか?」
あえて、そんな問いを発してみようと思う。

ネットワークしたい!と、僕も強く思った時期がある。
様々なイベントに参加し、また自分で主催し、たくさんの人と出会った。

しかし。
その集まりは続かなかった。
そしてそのつながりも、続かなかった。

今は、もしかしたら、フェイスブックでつながっておけば、
何かのアクションを起こしたときに、再びつながることが
できるのかもしれない。

しかし、何かが足りない。

孤独のチカラ。
自分自身への問い。
それとセットになっていることが必要なのではないか。

「どんな働き方をしたいのか?」
「どんな人生を送りたいのか?」
「どんな新潟を創っていきたいのか?」

そんな、つながりの先にあるものを、
共有してこそ、そのつながりが続いていくのではないか。
そんな問いを発する時間。
それは読書だったり、日記を書いたり、ひとり旅をする時間だと思う。

つながりと孤独のチカラ。
両方、必要なんだろうと思う。

たまには、ひとり朝活なんていかがでしょうか?

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Posted by ニシダタクジ at 07:31│Comments(0)日記
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