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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年01月14日

人が人を呼ぶ

山崎亮さんの話。

まずは、人口減少先進地の話。
日本は今後100年、人口減少の時代を迎える。
日本の適正な人口は3000万~3500万人くらい
なのだと言う。

そのときに、どこを見ていくか?
まちづくりの成功事例で取り上げられる
東京や大阪を見てもしょうがない。

人口減少先進地。
島根、山口、和歌山、
このあたりを見ていく必要がある。

問いはこうだ。
「人口が減っているのに、幸せそうに生きているのはなぜか?」

徳島の上勝町。
葉っぱビジネスで稼ぐばあちゃんがあふれるこの町の
元気はどこから来るのか?
そんなことを真剣に考えることが最先端なのだという。

そういえば、海士町の阿部くんが言っていたっけ。
海士町は課題先進地だと。

海士町での総合計画作りの話は、
「足で稼ぐデザイン」の大切さを実感した。

まず。
役場の人に面白い人を10人、紹介してもらう。
その10人にインタビューに行く。

1 いま、何をやっているのか?
2 活動する上で困っていることはあるか?
3 これからやっていきたいことは?
4 今度総合計画作りの会議があったら出てくれるか?
5 面白い人を3人紹介してください。

これを踏まえて40人のヒアリングを行い、
その後に検討委員会の公募開始、そして電話をかける。
「この前出てくれるって言ってましたよね」
友達を誘っている感覚で誘うのがポイントだ。

ここの第1回の会議で、ブレーンストーミングをやる。
「何をいっても言いですから。質より量。」

そのときに、ひたすらメモをとる!
ひとりひとりが教育に興味があるのか、
暮らしに興味があるのか、そんなことをひたすらメモをとる。
誰がどんな発言をしたのかを把握する。

そして、ポストイットを大阪に持ち帰り、検討委員会。

「どのテーマだったら、年齢、性別、島民、Uターン、Iターンが
バランスよくわかれるか?」

それを考えて、4チームに分ける。
最後は合宿までやって、計画作りが進む。

計画は別冊がついていて
1人でできること
10人でできること
100人でできること
1000人でできること

というラベルがついている。
1人でできることは、行政に頼まずに自分でやる。
こうして、たくさんの人が主体となった計画が出来上がる。

しかし、計画が出来るだけではダメだ。
それを実行できる人たちがいなければ。

計画を作るワークショップ、
行動主体を形成していくワークショップ

2つがまちづくりには必要だと言う。

なるほど!
たしかに計画だけ作って実行されない計画を
何十も見てきた。

「新しい公共」とは、いったいなんだろうか?
「住民主体のまちづくり」とは、いったいなんだろうか?

公共事業を行政だけが担う次代は終わった。

行政と住民が担う。
そのやる気を上げるデザインをつくるのが
コミュニティデザイナーの仕事だと山崎さんはいう。

「公共的事業を通じて、担い手をつくる。」

この言葉に込められた思いに、
胸が熱くなった。

「豊かさとは何か?」
という議論を日本社会は置き去りにしてきた。

モノやお金だけじゃない何か
つながっていること、人に貢献できること、
まちのために何かできること
そんなモノサシをたくさん増やしていくこと。

魅力ある人が魅力ある場をつくり、
そこに人が集い、また人が人を呼んでいく。

そんなサイクルをつくることが、
僕たちの使命なのだと思った。

本当にシビれる話をありがとうございました。

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Posted by ニシダタクジ at 10:35│Comments(0)学び
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