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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2009年02月02日

「共感」を売る

「共感」を売る

「働かないひと。」(左京泰明 弘文堂)
29歳。シブヤ大学学長の左京さんの最新の著作。
働かないひと10名にインタビューしたもの。

僕が気になっていた
ブックディレクターの幅さんが出ています。
いろんな本屋さんの
本の品揃えや配置を考える仕事。

本屋さんだけでなくて
いろんなところから仕事の依頼がきました。

「LOVELESS」という洋服屋さんの本コーナーを作った。

幅さんは言う。

購買者にとっては、
それが洋服であるか本であるかは
どうでもよくて、
そのお店が提案するライフスタイルを買っている。

つまり、お店と一体化したいという欲を
満たすための消費行動だというのだ。

なるほど。
これだ。

ファンクラブ化する、というのはこういうことだ。
その店が提案するもので自分のライフスタイルが
変化するものは、買いたくなるというものだ。

そうか。
「共感」を売ればいいんだ。
商品そのものでなくても
「共感」できる物語をつければいいんだ。

やっぱり「マーケティング」ってのは楽しいね。

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Posted by ニシダタクジ at 08:00│Comments(0)
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