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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年03月27日

挫折経験は必要か?

就活中の大学生に聞いた話。
面接の際に聞かれる
「今まででした、いちばん大きな失敗は?」
「そこからどう立ち直りましたか?」

いわゆる「挫折経験」を聞かれるのだそうだ。

いわゆる「ゆとり世代」は、
挫折を知らない、というのが
なぜか定説になっている。

それでは、
そもそも挫折とはいったい、なんだろうか?

何か達成したいものがあり、
そこに到達せずに、敗北すること。

部活。
大学受験。
あるいは資格試験。
もしかしたら、インターンシップかもしれない。

「挫折経験」が大切だから、
チャレンジしなければならない。
これもたしかにそうだろう。

そんなことを行っていたら、
いま、「挫折」プログラムというビジネスも
あるのだという。

大学生に「挫折の機会」を提供する。
そうすると、就職活動のときに、ネタができますよ、
ということ。

さすが。
ニーズを捉えてる。

ってちょっと待った。
それって本当に挫折なのだろうか?

誰かが設定した目標に対して、
どんなに全力で取り組んだとしても、
そこに到達しないことは果たして挫折だろうか?

挫折には、
もっと圧倒的な目標に対する共感が必要なんじゃないか?
なにがなんでも、これを達成したい。
なぜなら、「  」だからの「  」の部分である。

共感なき目標を達成しなくても、
それは挫折ではないと思う。

どうしても達成したい目標。
それは、個人だけの意思ではなく、
周りの人や世の中のために、
自らが使命感をもって、取り組んだプロジェクト。

なんとかしたい。

そんな思いに対して、
あまりにも無力な自分自身を知ること。

圧倒的な敗北。
それが挫折なのだと僕は思う。

だから、企業の採用担当者が問うべきは
「どんな挫折をしたか?」
そして、
「そこからどう立ち直ったか?」
よりも、
「なぜ、その挑戦をしようと思ったのか?」

という個人の価値観に触れるような問い。
これに答えられる人を採用したいと思う。

「挫折経験をしたかったから」
ではない、社会的な志を持って、
プロジェクトに取り組んだ人材と
僕だったら一緒に働きたいと思う。

「共感」から始まる時代、共感の社会が、
すでに始まっているのだ。

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Posted by ニシダタクジ at 09:03│Comments(0)就職
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