プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



新潟市西区内野町431-2
TEL 025-261-3188

平日12:00~19:00
土曜 7:00~21:00
日祝10:00~19:00
*火・水曜定休





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2012年04月06日

社会に適合していくか、社会が適合するか。

水曜日。
会津若松の帰りに寄った津川の「山崎糀屋」。
いつも朱鷺メッセなどで、物産展によく出ている。
念願の初来店。


お母さん。
いつもながら元気いっぱい。
67歳には思えない肌つや。さすが糀屋さんだ。

最近の塩麹ブームはかなり追い風らしい。
塩麹のプレゼンテーションがすごくて、
思わず買ってしまった。
塩糀「うんまいな」でイカの塩辛つくってみます。
入れて和えるだけなんですって。

これ、マジで女子の切り札になる。
家でイカの塩辛を出されて、
「塩糀でつくったの~。」
とか言われたら、結婚考えるよ、ホント。笑。

驚いたのは
玄関先に積んである味噌、味噌、味噌。
全国発送しているそうなので、
1日でこんなに?
というくらい大量のミニダンボールが積まれていた。
行き先は東京都が多かったかな。

昔から、薪で火を入れるという製法で作り続けている味噌。
美味しそうでした。

創業1868年。
山崎さんは150年も糀屋ひとすじ。

時代がようやく追いついてきた。
いや。
忘れ去られた価値が再び、価値を発揮してきた。

山崎さんは言っていた。
「糀という文化を残したいんだ。」

「文化を創る」ということ。
これがこれからの時代にキーワードになると思う。
寄付文化を創る、ファンドレイジング。
そして、持ち寄り社会という文化を再構築するのが
地域づくりNPOの使命なのだろうと思う。

「社会に適合していくか、社会が適合するか。」

これが、
現代の生きづらさを解くカギになるのだろうと思う。

ひとり親の病児保育問題。
当事者たちにとっては人生を左右する課題。
社会に適合するには、
会社を辞めるか、実家に戻るか、
しなければならない。

社会のほうを適合させるため、
病児保育問題に取り組むNPO法人フローレンスは、
ひとり親パックというシステムを作った。

「社会に適合する。」
というのはとても大変なことだと僕も思う。
社会的不適合とは、僕自身のためにあるような言葉だ。
学校を卒業して以来、週5日、同じ仕事をしたことが一度もないからだ。

それでは、「社会」とはなんだろうか?

現代の社会は、
高度にサービス業化、情報化され。
効率性、合理性に最大の価値が置かれ続けてきた。

効率性、合理性を阻害する要因は、
積極的に経済社会の外に置くようにした。

いつしか。
「経済社会」の許容範囲はどんどん狭まっていった。

中山間地?離島?
生産年齢人口が少なくて、仕事がなくて、ダメな場所だ。
コミュニケーション力がない?パソコンが使えない?
それじゃ仕事にならんじゃないか。

働けない人が急激に増えたんじゃなくて、
経済社会の許容範囲が急激に狭まったのではないか。

日本でいちばん大切にしたい会社の
坂本光司先生の本は、それを伝えているのではないか。

社員が会社の仕事に合わせるのではなく、
会社が社員に合わせて仕事をデザインする。

かつて、地域社会は、農業社会で、
ひとりひとりに合わせて、仕事をカスタマイズしていたのではないか。
子どもにも、お年寄りにも、障がいがある人にも、役割があったのではないか。

そうだとすれば、
若者のキャリア形成に関わるポジションにいる僕たちの果たすべき役割は、

「現在の社会に適合する若者をどのように育てるか?」
と同時に、
「適合できない者に対して会社を、地域を、社会を、どのようにデザインしていくか?」

というのを同時にクリアしていかなければいけないのではないか。

時代は変わり続ける。
かつて、どの家でも、自分が作った豆で味噌づくりをしていた。
いま。
薪で煮た豆を使って味噌を作っているところはほとんどない。

だからこそ、山崎糀屋の出番だ。
そして、味噌作りの過程に、
様々な人の働く場所が生まれるのかもしれない。

現代社会と、目指すべき社会。
そのあいだをデザインすること。
それってすごく楽しいことだと思いませんか。

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Posted by ニシダタクジ at 06:14│Comments(0)思い
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