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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年05月21日

迷わず行けば、行けばわかるさ

18日金曜日、
滋賀県彦根市の聖泉大学に
お邪魔してきました。

迷わず行けば、行けばわかるさ
2月の大学関係者向け勉強会で
知り合いました聖泉大学の有山先生の
実践を見学させてもらいました。

迷わず行けば、行けばわかるさ
研究室には、こんな文字が。
(有山先生の全授業で、これは黒板に貼られています)

「私たちは地域や企業にどんな夢を与えられるのか?」
素晴らしい問いです。
問いが人生と地域を創ります。

突然の訪問に関わらず、
来賓席を用意していただき、
たいへん恐縮です。

今回、見学させていただいたのは、
人間学部人間心理学科2年生の必修授業、
聖泉HSJ企画というバーチャルカンパニー(仮想会社)
を立ち上げて、学びのフリーマーケットという、
市民講師による学びの祭典を創り上げるという授業です。

2年前から始まって
1500名、2500名と
参加を伸ばして、今年の目標はなんと
3500名だそうです。

13時半からの本番に備え、
準備段階から、気合が入っております。
3代目社長の松浦健吾さん

迷わず行けば、行けばわかるさ
気合入れのため、ぺヤング超大盛です。
食べてる人始めて見ました。笑。

そして、本番。
シビれました。
まぶしかった。

ETIC.のギャザリングに初参加したときの
感動が蘇ります。

スーツを身にまとい、
役割分担を発表し、
最後に社長からのメッセージ。
失敗を恐れることなく、前に進んでほしい。

そう。
このHSJ企画からは、
たくさんの感動エピソードが生まれているのです。

某有名映画監督に
市民講師の打診をしたところ。
どんな企画?
企画書は?
そんなんでお願いできるのか?

とか散々言われて、追い返された。
学生たちもそうとう凹んで、帰ってくる。
そして、もう一度、企画書をつくって持っていく。

すると、「もう一度くるのを待っていたんだ」と行ってくれ、
無償で講師を引き受けてくれる。
そんな奇跡が何度も起こっています。
そのたびに有山先生は胸が熱くなるそうです。

この企画は、
学生たちの成長だけでなく、
地域コミュニティをつなぎなおす、
地域にとって意義の大きい企画だと思いました。

現社長、松浦さんが締めくくる。

この道を行けばどうなるものか。
危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。

若者にとって、本当に大切なメッセージだと思います。
心震える瞬間でした。

最後にみんなで写真撮影。
いい顔、してるでしょう。
迷わず行けば、行けばわかるさ

泣き虫先生、有山先生を泣かせるために、
今年もやっちまいましょう。

本番当日は僕も駆けつけたいです。
ありがとうございます。

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Posted by ニシダタクジ at 07:00│Comments(0)学び
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