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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年06月21日

当事者のつくり方

昨日
新潟市西区のコミュニティコーディネーター
養成講座企画委員会議。
モメましたね・・・
でもあれだけ本気で話せるっていいよね。

誰も絵を描いていないから、
なかなか決まらないのだよね。

地域の当事者をつくる。
これがきっと一番大切なのだろう。

高齢社会
がどんどん進行する中で
市民ひとりひとりが果たすべき役割を果たしていくこと。
これが基本になる。

そのために、何ができるか。
スキル、テクニックを学ぶことではないと思う。

課題共感。
そこからしか始まらないし、
課題共感があって、自分もなんとかしたい
と思っていれば、スキルなど後からついてくる。

いや、大げさに言えば、個人が全てのスキルを持つ必要などない。
それを補ってもらえばいいのだから。

当事者をつくる。
それがいちばんのテーマになる。

だとすると、
前提条件、つまり高齢社会で今までの延長上では立ち行かないという
現実をまず伝えていくこと、それに共感してもらうこと。

「楽しいから地域活動をしましょう」
なんていうレベルではもはやないし、
それではプライドの高い中高年は集まってこない。

「あなたの経験が必要だ。」
「あなたの出番だ。」
とお願いして、出番をどんどん作っていくこと。
これがコーディネーターの役割だと思う。

新潟市の中でも住宅地の開発が早かった
西区は、これから高齢化がどんどん深刻になる。

この5年で、
団塊の世代に何ができるのか?
がカギになる。

彼らをお客さんにしないことだ。
彼らを地域の戦力に変えていかなければ、
地域の課題は増え続け、高齢者の暮らしにくいまちになる。

地域の課題と資源を組み合わせ、デザインし、
多くの人に出番を作ること。
そして地域の当事者をつくること。
これがコーディネーターの果たすべき役割ではないだろうか。

呼びたい講演者、いるなあ。

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Posted by ニシダタクジ at 06:08│Comments(0)日記
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