2012年06月28日
「つながる」だけでは解決しない
「フューチャーセンターをつくろう」
(野村恭彦 プレジデント社)
核心をついている。
そう思えた。
どうして、これまでの会議やワークショップが
うまくいかなかったかが書いてある。
フューチャーセンターとは、
参加者の対話によってイノベーティブなアイデア
を出し、実行していく仕組みのこと。
この中でもっともインパクトがあったのは
「アクションを引き出す」の章だ。
アクションにつながる要因は次の3つ
1 課題提案者が本気であること
2 実行力を持った参加者がいること
3 ファシリテーターが強い意志を持って関わること
これが会議、ワークショップが「アクションにつながる」ための条件だとすると、
これまで僕たちが出てきた会議に
この3要素が含まれていたのだろうか?
と考えると、3要素が全て合わさった会議では、
たしかにアクションにつながっているし、
そうでない会議やワークショップはつまらなかったし、
何もアクションが起こらなかった。
つまり。
「つながる」だけでは解決しない。
ということだ。
課題に本気で共感し、
強い意志を持って集まりを開き、
実行力のある参加者と共につくりあげる会議を
しなければ、何も変わらない。
「本気」で課題にチャレンジする。
この経験が、未来を拓いていく。
だから、大学生にとって必要なのは、
まず、「課題共感」
次に、「当事者意識」
そして、「実行力」
このサイクルをまわしていくこと。
この夏、「本気」を出してみませんか?
「福島復興」を掲げるNPO法人素材広場での
20泊21日のプロジェクト、現在参加者募集中です。
Posted by ニシダタクジ at 08:08│Comments(0)
│本
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