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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年07月07日

アイデンティティの半分はコミュニティでできている

昨日。
ニシダタクジミニ講座第1回。
お昼休みに県立大で少し。
夜にはカフェコポコポでじっくりと。

「やりたいことがわからない」という苦しさ
について迫った。

「やりたいことがわからない」ことは
現象であって、課題ではない。

「やりたいことがわからなくて苦しい」
というのが課題だ。

その原因は、やりたいことがわからない、ということではなく、
「やりたいことがわかっている」ほうが
「やいたいことがわからない」よりもいい、
という切実なものから来るのだと思う。

ではどうして、
「やりたいことがわかっている」ほうがいいのだろうか?

僕はここにアイデンティティ・クライシス(自分らしさ危機)
があると思う。

自分らしさを「やりたいことが」が規定するのだ。
やりたいことがわかっている自分は初めて
他者ではなく、自分自身なのだ。

いや、本当はそうではなくて、
やりたいことがわからなくても
あなたはかけがえのないあなたなのだけど、

なぜか、20年の人生の中で、
そのような価値観を身につけてしまったのだ。

「やりたいことを見つけろ」
「夢を持て」
「なんのために大学に行くのか?」

そんな問いの中で、
「やりたいこと」はどんどん自分の中で大きい存在になって、
それが存在しない自分は自分ではないのだ。

そして同時に起こってきたのがコミュニティの崩壊。

地域も部活もドライなつながりになった。
自分自身は独立した個人であるのだから
あまり干渉されたくない。
こうして、人はコミュニティと役割を失っていく。

これによってますますアイデンティティは喪失される。

昨日、受講者からの問いのなかで気づいた。

コミュニティの喪失は
アイデンティティの喪失につながっているが、
コミュニティの復活だけでは、
アイデンティティは復活しないのではないか。

なるほど。
たしかにそうかもしれない。
どこかに属している、というだけでは、
アイデンティティは満たされない。

やっぱり自分のやりたいこと、夢、使命を
手に入れることもアイデンティティの条件だ。

だから。きっと。

アイデンティティの半分はコミュニティ(というかそこに属しているという自分)
でできていて、
もう半分はやりたいこと、夢でできているのではないか、
と僕は思うのだ。

だから、順番として、
まずは人に貢献できるようになる、
コミュニティの中で役割を果たし、コミュニティのメンバーとなる。
それから自分のやりたいこと、夢を見つけるという方法があるだろう。

だから
僕たちはその機会として、地域インターンシップを仕掛けているのだろう。

たくさんの学びをありがとうございます。

次回は
7月12日(木)19:00~20:30
場所:カフェ・コポコポ

要望の多かった「キャリア・ドリフト」について
もう少し詳しくお話します。

最近何名かから話を聴いた、
「いま、いろいろなことをやっているんだけど、
それがどのように将来につながっているのかわからない。」

という問いについて、キャリアドリフト理論から考えてみたいと思います。

次回も参加、お待ちしています。

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Posted by ニシダタクジ at 06:44│Comments(0)学び
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