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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年08月04日

やってみようぜ、と思える人たちと肩を組んでいこう

やってみようぜ、と思える人たちと肩を組んでいこう
久須美さん、みなさん、誕生日ありがとうございました。

38歳のキーワードはやはり
「コミュニティデザイン」は外せないものになりそうです。

先日、大阪の奥井さんに
これからのコミュニティデザインを含む地域の場づくり3点セットを送りました。
そのときに書いた熱いメッセージがこちら。

~~~ここから

地域の「場」づくり 3点セット

・「まちの幸福論」
やってみようぜ、と思える人たちと肩を組んでいこう

・「フューチャーセンターをつくろう」
やってみようぜ、と思える人たちと肩を組んでいこう

・「未来を発明するためにいまできること」
やってみようぜ、と思える人たちと肩を組んでいこう

この順に読むことをオススメします。

「まちの幸福論」
山崎亮さんが手がけるコミュニティデザイン情熱が詰まった1冊。
人口減少社会に突入し、経済成長はもう見込みない時代において、
税収は低下し、社会サービスも次々と廃止されていくのを止めることはできません。

まちの課題は高齢者、障がい者、子どもなど、社会的弱者に
大きな影響を与えます。

ではどうすればいいのか?
その方法の1つがコミュニティデザインです。

課題を組み合わせることで、課題は資源に変わる。
それをデザインする人がこれからは必要とされます。

デザインすることの重要性はもうひとつ。
まちの当事者を生んでいく、ということです。
ひとりひとりがまちの担い手になる、そんなまちに暮らしたいものです。

コミュニティデザインの具体的方法のひとつが
「フューチャーセンターをつくろう」です。
まちの課題に対して、ラフな形でのワークショップスタイルで
具体的に何をするかを考え、実行するチームを生んでいくこと。

「地域拠点」と呼ばれるところは、
これからフューチャーセンターになっていくと思います。

印象的なのはP140の「アクションを引き出す」
アクションが起こる会議の条件は
・課題提案者が本気であること
・実行力を持った参加者がいること
・ファシリテーターが強い意志を持って関わること

これか!!って思います。
行政主導の会議は実行力を持った参加者はいたのだけど
本気と強い意志はありませんでした。

この3つを備えた会議・ワークショップを行うことで
まちはアクションであふれていきます。ワクワクします。

最後に「未来を発明するためにいまできること」
この本はフューチャーセンターがなぜ必要なのか、
を理論的に説明してくれます。

現状の課題をとらえて、その解決をはかる
イノベーションをどのように起こすのか、
そしてイノベーションが起こり続ける生態系と
よぶべきものをどうやってつくるのか、その秘密が
「イノベーション・エンジン」という考え方です。

P228に図解されているように、
イノベーションは知識と想像力と姿勢がうまくかみ合った
循環しているときに起こります。

知識を支えるのは資源であり
想像力を支えるのは環境であり
姿勢を支えるのは文化です。

この資源、環境、文化をもつ「場」づくりが
これからの地域を創るカギになると思います。
そしてそれはカフェや本屋、米屋さんでも可能になるはずです。

その拠点に本気の提案者と実行力のあるメンバーを集め、
課題に対して強い意志を持って取り組むことが
アクションを次々に起こし、まちの当事者を生み出していきます。

~~~ここまで

地域の場づくり3点セットは送料込みで5,000円で
通販商品となってます。直筆メッセージ付です。
現在「まちの幸福論」の入荷待ちです。
予約承ります。

僕が本屋さんでやりたかったのは、
きっとこういうことだったのだろうと思います。

地域を「デザイン」する本屋。
「当事者」を生んでいく本屋。

やってみようぜ、と思える人たちと肩を組んでやっていきます。
久須美さん、みなさん、よろしくお願いします。

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Posted by ニシダタクジ at 06:12│Comments(0)日記
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