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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年08月18日

営みの中に組み込まれる豊かさ

野菜や米、花を育てている人たちが
豊かに見えるのは、

彼らが「営み」の中に生きているから、
ではないだろうか。

「お祭りだから帰ります」
という友人がやけに誇らしげに見えるのも、

彼らがその瞬間「営み」の中にいるように
見えるからではないだろうか。

もしかしたら、
僕が大学3年生のとき、
はじめてサツマイモを育てて、
収穫したときの、あの、電流が駆け巡るような感動は、

「営み」に組み込まれた豊かさから
来るのではないか。

時間という軸の大きさや思いの深さが、
その感動の原動力となっているのではないか。

経済活動というのは、
かつて、「営み」の中にあったはずである。

その「営み」の中に組み込まれていることで
ひとりひとりは幸せだったのではないか。

それはあるいは、「年功序列」という
システムだったのかもしれない。

「年功序列」時代には、おそらくは戻れないけど、
「営み」を取り戻していく取り組みは必要となるだろう。

本屋さん、古本屋さんは、その最前線にあるのではないだろうか。

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Posted by ニシダタクジ at 06:42│Comments(0)学び
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