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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年09月04日

僕がなぜいま、コミュニティ・デザインなのか?

昨日。
世の中から見たコミュニティ・デザイン
の重要性を考えてみた。

コミュニティ・デザイン研究会のときに、
もうひとつ用意していたネタ。

それは
僕がいまなぜコミュニティ・デザインなのか。
ということ。

物語は1998年。
小説「種をまく人」から始まった。

畑をしたい。
と思っていた僕にとって、
塩見直紀さんから贈られた本は
人生を大きく動かした。
そのうちの1つが「種をまく人」だった。

ゴミ捨て場となっていた空き地に
ひとりの女の子がマメの種をまいた。

すると、近所の人たちが気にするようになり、
いつの間にかゴミ捨て場は菜園になり、
人種を超えて人々は笑い、語らうようになった。

「畑ってそんなことができるんだ!」
素直な24歳の胸にその小説が突き刺さる。

これが思えば、コミュニティ・デザインとの出会いだったのかもしれない。

その後2002年に不登校の中学校3年生と出会い、
「中学生高校生と共に将来を見つめ、共に悩み、共に語る場はどうやったら作れるだろうか?」
という座右の問いに出会い、

さらに、佐藤家保存会のかや刈りに出て、
地域に生きる人たちの誇りに触れた。

これだ!って思った。
コミュニティの復活、そして役割再生。

これが、中学生高校生にとって
必要なんだろうと思う。

その場はどうやったら作れるのか?

中高生×地域という場をどうやってつくるのか?
そんな問いの中で
ツルハシブックスに地下古本コーナーが誕生。

10年越しの問いに、
ようやく第1歩を踏み出したのだ。
まだまだ、始まったばかりだ。

~~~追伸

そんな拠点という意味では、
沼垂よりどころ、やさい村・よろずや
の取り組みは、非常に興味深い。

高齢者地域に八百屋という
コミュニティ拠点をつくったこと。
これが地域にとってどんな意味があるのか。
地域に住む高齢者の人生にとってどんな意味があるのか。

そんな問いを置いてこようと思います。

【事前投票にご協力をお願いします】(紹介団体・新潟市ヒーローズファーム)
地域仕事づくりチャレンジ大賞
http://challenge-community.jp/award2012/youth/288
「小さな八百屋から始まる地域の役割再生」

小さな八百屋から始まった、
地域のひとりひとりの役割再生の物語。
おばあちゃんの笑顔の秘密とは?

9月9日(日)東京・渋谷に熱い思い、置いてきます。

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Posted by ニシダタクジ at 06:17│Comments(0)日記
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