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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年09月20日

もっとちゃんと誘えばよかった

「思い立ったが吉日」人生を生きている僕は、
「後悔」ってあまりすることないのだけど、
いつも、後悔する瞬間がある。

自分が主催したイベントで
いい空間ができていたとき。

「ああ、もっとちゃんと告知すればよかったな」
「あの人に、この空間にいてほしかったな」
「ここにあの人がいたら、人生に影響を与えただろうな」
って後悔する。

ニイダヤ水産復活をかけた
NPO法人素材広場のインターンシップ。

ニイダヤ水産の賀沢さん素材広場の横田さんに出会い、業務を共にできるということで、
人生に大きな変化が訪れるだろうと僕は思うし、
今やっている大学生たちはきっとそれを実感していることと思う。

いや、もしかしたら、
それが発現するのは3年、いや5年かかるのかもしれないが
きっと糧になるのだろうと思う。

いや、僕がそう信じているだけでもしかしたらそうではないのかもしれない。

でも。
それでいいのだと思う。
「影響力のある大人と接すると、大学生の人生がそっちに流されるので危険だ」
と聞いたことがある。

その大人が魅力的であればあるほど、
流される大学生もいるだろうと思う。

「大学生は経験が少ないから、その道がそれでいいのか、判断できない」

それもおそらくその通りだろう。
だから、大学に入って宗教に誘われ、ハマってしまう人たちもいる。

それでは、入学早々、楽しそうなサークルに入って、
毎日カラオケや飲み会をやっている大学生は
自分の意思があって素晴らしいのだろうか。

彼らは、大学3年生の秋になって立ち止まり、
人生の意味を問わないのだろうか。

内田樹さんは
著書「街場のメディア論」の中で、
メディアが凋落したのは、メディアが発する言葉に、
自分の人生を賭けなくなったからだと言った。

「世論はこのように言っている」
というような締めで語るニュースキャスター
「道徳的にいかがなものか」
と語る新聞記者
誰も、自分の人生を賭けて、メッセージを発していない。

当たり前のことだが、誰かが人生を賭けたメッセージだけが、
人を変えることができる。

その責任をひたすら放棄しているのが
現在の地域社会ではないだろうか。

「子どもの意思を尊重して」
という言葉は、自らの責任の放棄と同意語だと思う。

いや。
もちろん、最終的にはそれぞれの人の意思で決めるのだが、
そこになんらかの価値観、人生を賭けたメッセージを入れていくことは
していくべきだと思う。

大学生、20代に贈る次のイベントは
シンガーソングライター玉城ちはるさん。
1980年広島県生まれ。
女優として数多くのCM、テレビ番組出演を経て、
シンガーソングライターへ。

2011年にアルバム「ここにいること」をリリース
2012年には最新アルバム「ひだまり」をリリース

音楽活動と並行し「自身にできる社会貢献・平和活動」という
観点からこれまでに24名のアジア地域留学生をホストマザーとして
共に生活し、送り出している。

9月29日(土)15:00~
カフェ・コポコポで開催。
入場 1,000円
(17:30~の懇親会は別途2,000円)

昨年9月に来店した財津正人さんと
共に登場します。
僕は財津さんの空気感が大好きで、
一緒にいるだけでとてもワクワクした気持ちになります。

その財津さんが出版社を立ち上げた
第1作目が玉城ちはるさんの「風になれば」です。
その発売を記念しての新潟来県となります。

僕自身がとてもわくわくしています。
後悔しないように、ちゃんと告知したいと思います。

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Posted by ニシダタクジ at 06:36│Comments(0)日記
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