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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年10月17日

豊かさとは何か

豊かさとは何か

「豊かさとは何か」(暉峻淑子 岩波新書)

すごいな。
20年経った今でも色あせない1冊。

僕が大学2年生の時。(96年だと思う)
日本農学系学生ゼミナール(通称日農ゼミ)
のある分科会での課題図書になっていて
読んだ1冊。

20年経った今でも、
めちゃめちゃ問いかけてくるメッセージ。

これ。
大学1年生の必修本ですね、やっぱり。
これで自主ゼミやりたくなってきました。
ツルハシ西田ゼミ、開講します。
お楽しみに。

衝撃だったフレーズはこちら
「命にとっては、哲学よりも、モノとカネが大事であることは、
敗戦国民の、体験から生じた必然的合意であった。
なぜならば精神主義による判断はしばしば独善的な誤ちに向かって暴走するが、
モノとカネをいくら作り出したか、という金銭的価値判断は、
理屈抜きに、誰の目にも合理的な客観性を持っているからである。」

なるほど。
これは怖い。
2度とあんな思いはしたくない。
そんな合意が経済至上主義を生み出したのだと著者はいう。

そして。
たくさんのものを置き忘れてきた。

いま。
20年の時を超えて、
環境問題や大震災を経て、
たくさんの動植物や人たちの死を目前にして、
ようやく、「豊かさとは何か」と問える時代になった。

「豊かさとは何か」
個人、ひとりひとりがこの問いに挑むとき。

そこからしか未来は創造されないと僕は思う。

永塚農園で柿もぎと栗拾いをした。
美味しいお昼ご飯を食べた。
そこに、「豊かさ」が確かにあった。

新潟には、特に農村部にはたくさんの「豊かさ」があふれている。

2012.10.16 永塚農園にて柿もぎ。
豊かさとは何か

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Posted by ニシダタクジ at 08:10│Comments(0)
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