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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2009年04月17日

学級という事前制御

「パック旅行と学級は似ている」
僕の大好きな小阪祐司さんの
最新刊「人間力の科学」にこう書かれている。

僕たちは学級というシステムに
慣れすぎているのかもしれない。

学級という概念は近代ヨーロッパで生まれた。
同じ頃に生まれたものにパック旅行がある。
両社に共通するのが「事前制御」のシステムだ。

旅というものは本来、サプライズの連続である。
予想外の事態に何度も見舞われる。
それを自分がクリアしていくことが旅の醍醐味だ。

しかし。
パック旅行にはそれが起こらない。
イレギュラーなことは決して起こらない。
座っていれば目的地に到達し、名物料理を食べることができる。

我々が当たり前だと思っているものは
誰かがある意図の下に作り、普及させてきたものだ。
その意図を実現するためのシステムだから
乗っかっていくと考え方その他の影響も受ける。

「学級」も実はそうだ。

明治時代。
農業から工業へ。
一気に学校が広がった。
「学級」の普及に苦労したのは農村部だった。

「学級」とは事前制御のシステムである。
誰かに従っていれば目的地に到達できる。
あるいは問題には常に答えが用意されている。

しかしながら。
世の中は事前制御されていない。

大企業が50年、60年と傾かずに好況を続けて
いるのなら少しは制御されているが、
もはやそんな世界は幻想になった。

人生も事前制御されていない。
それを自分で制御し、困難を乗り越えていくことが必要だ。

事前制御を脱した仕組みの中で
子どもたちが何かを体験することが必要だ。

それはもしかしたら、
「ねらい」とか「まなび」とかを設定しない
世界なのかもしれない。

「とにかく野菜を売ってこい」みたいな。

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Posted by ニシダタクジ at 06:28│Comments(0)チーム
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