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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2012年11月05日

帰ってくる場所、来れる場所

映画「ふるさとがえり」観てきました。
ちょっぴり涙が出ました。

ふるさとっていいなあと思いました。

そういえば、
僕が幼いころ育ったのは
千葉県市原市と袖ケ浦市だったのですが、
なにか、この映画のようなところだったのかなと
思うと、少し違ってました。

自然の中で釣りとかはしていたのですが、
あのような人間関係はなかったなあと思いました。
特に近所のおっちゃん、おばちゃんとの
会話なんてほとんどゼロに等しかったのではないかと思います。

そこは、視覚的にはふるさとの風景はありましたが、
「心のふるさと」と呼べるような、なんともいえない安心感は
あまり、ありませんでした。

帰ってくる場所、来れる場所。
これがふるさとなのだろうと思います。

そういえば、今年の春。
福島県の会社を退職して実家の愛媛県に帰る
新大の美術科の卒業生がツルハシブックスにやってきました。

彼女は、3日くらいかけて、
内野の商店街にあいさつ回りをしていたのです。

彼女が大学時代に人生を賭けた
「うちのDEアート」などのまちプロジェクト。

そのひとつひとつで
彼女は商店街の人たちと出会い、話をし、
そのおっちゃん、おばちゃんひとりひとりが、
彼女にとってのふるさとになっていったのだろうと思います。

だから彼女にとって、
内野の商店街は「帰ってくる場所、来れる場所」

何度もこのブログで書いていますが、KJ法生みの親、
川喜田次郎氏によると、
「全力で創造的行為をした場所を人はふるさとと呼ぶ。」
のだそうだ。

彼女はまさに、たくさんのアートプロジェクトの中で、
ふるさとを紡いでいったのだろうと思いました。

帰ってくる場所、来れる場所。

そんなが商店街だったら、
とても素敵なことだなあと思いました。

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Posted by ニシダタクジ at 10:40│Comments(0)学び
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