2012年12月23日
奇跡が起こる本屋
たまたま出会った偶然がいつのまにか奇跡に変わる。
それをのちにあなたは必然と呼ぶのだろう。(タクストイ)
そんな名言が詠みたくなる、ツルハシブックスの1日でした。
はじまりは静か。
7時から9時、来店ゼロ。寒いし。
ひとりでコーヒーを飲みながら、
社交する人間(山崎正和)を立ち読みというか座り読み。
これ、年末年始に読みます。
午前中はのんびりした雰囲気で進む。
長岡から市民協働センターの野本さん来店。
またしても「まちゼミ」の話で盛り上げる。
お昼には山田たつろーくんが忙しい中、来店。
来年春から始まる大学生×若手社会人×若手公務員のプロジェクト
について相談する。
非常に参考になりました。山田くん、ありがとう。
そして、怒涛の午後。
東京からトーハンの水井さん来店。
いきなりおみやげに、ということで、Tシャツとトートバックお買い上げ。
これ、ちゃんと商品化します。
午後3時からは、楠紅茶研究所。
あなたの持ってきたお菓子に、
もっとも相性がいい紅茶を入れます。
所長、楠さんの紅茶を入れるときの自信にあふれた顔がたまらない。
紅茶を好きな楠さんが大好き。
僕がいないあいだに、渡辺さんからブリのお刺身が届く。
夕方には豚レバー(生)も届いたから、どんな本屋なんだ?
昨日は差し入れがすごかったので、
来店されたお客さんみんなに、
「お菓子いっぱいあるんでどうぞ」と
話しかけられてよかった。
紅茶研究所が終わり、
18時からのクリスマスライブの準備に
移行しようとしていると、
高校2年生男子が来店。
「失恋に効く本、ありますか?」
おい、お前失恋したのか?
「フラれちゃったんです。」
と半泣きな感じで、やってきた。
今井さんが、本をセレクトしようとしようとすると、
タロット占いの佐藤恵子さんがそこに。
「フラれたのは、新しい自分に生まれ変わるチャンス。
捨てなければ手に入らないものがあるのだから」
ということでまずは27日の占いに参加決定。
(高校生はなんと100円!)
そして、2Fで読書会をやっていた中島さん、久須美さんを
交えて、恋愛トーク。
詳しく聞き出す、聞き出す。
これがおもしろかった。
いちばん熱かったのは中島さんの
「詩、書け」だったな。
もちろん、それでは終わらず。
みんながライブを聴きに2Fに行ったとき。
久須美さんが、ちゃんと話を聴いてあげてた。
さすが看護師さん。
力のない笑顔だったけど、
少し笑顔になって、「また来ます」って帰っていった。
そうそう。
こういうのがやりたかったんです。
何度か古本コーナーで発掘していた彼。
サッカー部だったのは知っていた。
彼にとってのツルハシブックスが
「フラれちゃった」と告白できる店であったことがうれしい。
そして、そんな彼に対してみんなが初対面なのに、
親身になって話を聴いたり、話しかけたり、笑い飛ばしたり。
そんな空間を僕はつくりたかったのです。
2002年1月からもうすぐ11年。
不登校の中学生に出会った日から、
問い続けていた問い。
「中学生や高校生がまちの様々な大人に出会い、
自分の将来や人生を共に悩み、考える仕組みとはなんだろうか?」
その問いがひとつ、カタチになった日となりました。
彼はこの日の偶然を、
いや、この本屋に出会った偶然を、のちに奇跡と呼ぶのだろう。
そしていつの日か、必然となる日が来るとうれしい。
人生が輝くたくさんの偶然があふれている本屋さん。
それがツルハシブックスです。
それは、ひとりひとりのお客さんによって、つくられます。
クリスマスライブで、
ユーキさんの名曲「十人十色」を終了後に無理やり
再演奏してもらい、僕はジーンと来ました。
20歳のころに戻れる曲です。
胸が苦しくなる名曲。
原点に返る。
そんな1日となりました。
ユーキさん、今回も素敵な時間をありがとう。
奇跡が起こる本屋さん。
内野駅前にありました。
ステキな1日を、ありがとうございました。
それをのちにあなたは必然と呼ぶのだろう。(タクストイ)
そんな名言が詠みたくなる、ツルハシブックスの1日でした。
はじまりは静か。
7時から9時、来店ゼロ。寒いし。
ひとりでコーヒーを飲みながら、
社交する人間(山崎正和)を立ち読みというか座り読み。
これ、年末年始に読みます。
午前中はのんびりした雰囲気で進む。
長岡から市民協働センターの野本さん来店。
またしても「まちゼミ」の話で盛り上げる。
お昼には山田たつろーくんが忙しい中、来店。
来年春から始まる大学生×若手社会人×若手公務員のプロジェクト
について相談する。
非常に参考になりました。山田くん、ありがとう。
そして、怒涛の午後。
東京からトーハンの水井さん来店。
いきなりおみやげに、ということで、Tシャツとトートバックお買い上げ。
これ、ちゃんと商品化します。
午後3時からは、楠紅茶研究所。
あなたの持ってきたお菓子に、
もっとも相性がいい紅茶を入れます。
所長、楠さんの紅茶を入れるときの自信にあふれた顔がたまらない。
紅茶を好きな楠さんが大好き。
僕がいないあいだに、渡辺さんからブリのお刺身が届く。
夕方には豚レバー(生)も届いたから、どんな本屋なんだ?
昨日は差し入れがすごかったので、
来店されたお客さんみんなに、
「お菓子いっぱいあるんでどうぞ」と
話しかけられてよかった。
紅茶研究所が終わり、
18時からのクリスマスライブの準備に
移行しようとしていると、
高校2年生男子が来店。
「失恋に効く本、ありますか?」
おい、お前失恋したのか?
「フラれちゃったんです。」
と半泣きな感じで、やってきた。
今井さんが、本をセレクトしようとしようとすると、
タロット占いの佐藤恵子さんがそこに。
「フラれたのは、新しい自分に生まれ変わるチャンス。
捨てなければ手に入らないものがあるのだから」
ということでまずは27日の占いに参加決定。
(高校生はなんと100円!)
そして、2Fで読書会をやっていた中島さん、久須美さんを
交えて、恋愛トーク。
詳しく聞き出す、聞き出す。
これがおもしろかった。
いちばん熱かったのは中島さんの
「詩、書け」だったな。
もちろん、それでは終わらず。
みんながライブを聴きに2Fに行ったとき。
久須美さんが、ちゃんと話を聴いてあげてた。
さすが看護師さん。
力のない笑顔だったけど、
少し笑顔になって、「また来ます」って帰っていった。
そうそう。
こういうのがやりたかったんです。
何度か古本コーナーで発掘していた彼。
サッカー部だったのは知っていた。
彼にとってのツルハシブックスが
「フラれちゃった」と告白できる店であったことがうれしい。
そして、そんな彼に対してみんなが初対面なのに、
親身になって話を聴いたり、話しかけたり、笑い飛ばしたり。
そんな空間を僕はつくりたかったのです。
2002年1月からもうすぐ11年。
不登校の中学生に出会った日から、
問い続けていた問い。
「中学生や高校生がまちの様々な大人に出会い、
自分の将来や人生を共に悩み、考える仕組みとはなんだろうか?」
その問いがひとつ、カタチになった日となりました。
彼はこの日の偶然を、
いや、この本屋に出会った偶然を、のちに奇跡と呼ぶのだろう。
そしていつの日か、必然となる日が来るとうれしい。
人生が輝くたくさんの偶然があふれている本屋さん。
それがツルハシブックスです。
それは、ひとりひとりのお客さんによって、つくられます。
クリスマスライブで、
ユーキさんの名曲「十人十色」を終了後に無理やり
再演奏してもらい、僕はジーンと来ました。
20歳のころに戻れる曲です。
胸が苦しくなる名曲。
原点に返る。
そんな1日となりました。
ユーキさん、今回も素敵な時間をありがとう。
奇跡が起こる本屋さん。
内野駅前にありました。
ステキな1日を、ありがとうございました。
Posted by ニシダタクジ at 06:10│Comments(0)
│日記
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。