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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年03月02日

わたしたちはユーザーではない

渡辺保史さんのお誘いで、
メーカームーブメントセミナーに参加しました。

「幸せに向かうデザイン」で読んでいたファブラボの話。
3Dプリンタを使った様々な可能性を見せてもらった。

いやあ。
ワクワクするねえ。

まだ新潟に波は来ていないけど、
きっと近いうちに来ると思った。

500万、1000万の予算の使い道は、
3Dプリンタだな、と思いました。

何と言っても絵に描いたように
立体でプリントされてくるというか、
出来上がってくるというか。

ワクワクするなあ。

渡辺さんが言っていたのがすごく印象的で、
他人事と自分事のあいだにある
「自分たちごと」っていう領域を拡張していくために
メイカームーブメントはポイントになるとのことだ。

作品と製品のあいだの「共感品」を
作るのだと田中さんも言っていた。

僕たちはみな、
自分の中に「メーカーマインド」を持っている。
今井さんなんてまさにそうなんだろうな。
ツルハシブックスの改装工事、イキイキとしているから。

そう。
「わたしたちはユーザーではない。」

ひとりひとりが社会の「つくり手」としてやっていくことだ。

そしてモノはすべて、目的ではなく、
それぞれの人生のための手段・要素でしかない。

・ファブラボ
・コワーキングスペース
・フューチャーセンター

この3つが新たな社会をつくるムーブメントになるという
渡辺さんの言葉に、やたらとワクワクしたセミナーだった。

アムステルダムでは、
3Dプリンタを使って、
道具を修理するリペアカフェとフューチャーセンターがセットになっている。

インドでは200人の村に
ファブラボがあり、様々な新商品が生まれている。

20世紀に図書館があったように、
21世紀にはファブラボが必要だ。

ファブラボはいま、黎明期だ。
いまの3Dプリンタはアップルの1号機に似ている。
http://pr.nhk-book.co.jp/makers/archives/1293

これを30年かけて、
ひとりひとりが当たり前のように使う
表現メディアに変えていく。

田中浩也さんの言葉に、
パイオニアの気概を感じた、3月のスタートでした。

わたしたちはユーザーではない

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Posted by ニシダタクジ at 08:11│Comments(0)日記
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