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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年03月28日

貢献できるコミュニティがあるという幸せ

貢献できるコミュニティをいくつ持っているか。
そしてそれがどのくらい深いものなのか。

それによって、
個人のアイデンティティは形成されてくる。

「アイデンティティ・クライシス(自分らしさ危機)」の時代。

その最大要因は「分断」である。
「分断」の最大要因は「経済合理性」である。

「分断」により、
人々は地域社会をはじめとする
貢献すべきコミュニティを失った。

個人の時代だと言われ、
「会社に貢献する」よりも個人のキャリア形成に
重きを置いた方がいいような気がしている。

そして、若者は、いや全世代が、
アイデンティティを失いつつある。

会社に勤めあげて定年した後に、
「貢献すべきコミュニティ」を持っていないお年寄りたち。

彼らの出番を、貢献を、
どのようにデザインしていけるのだろうか?

彼らをサービスの受け手ではなく、担い手にしていくこと。

それは、もしかしたら、
地域社会に「なにもできない」大学生や若者が
飛び込んで行って、
「おまえ、なにも知らないんだな、教えてやろうか」
というお年寄りを増やしていくことが最良の手段なのかもしれない。

ひとりひとりのアイデンティティを再形成するために、
「役割」が必要で、
そのためには、貢献したいと思える関係性やコミュニティ
を再構築しなければならない。

その一部を「大学生の地域社会におけるインターンシップ」
という手法でやろうというのがこの1年のテーマになるのかもしれない。

貢献できるコミュニティがあるという幸せを
たくさんの人へ届けるデザイン。

少しずつやっていこう。

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Posted by ニシダタクジ at 06:30│Comments(0)思い
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