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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年08月10日

里山資本主義という革命

里山資本主義という革命
里山資本主義(藻谷浩介 角川oneテーマ21)

読み終わりました。
いやあ。
感動。
心ふるえまくり。

NHK広島取材班が
つくった全5回の放送はこちらで見ることができます。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/satoyama/interview/motani01.html

問いにあふれているこの本。
いちいちシビれます。

マネー資本主義は
モンスターのように、制御不能になっているいま、
原油価格の上下によって、生活が左右されるのは
いつ割れるか分からない氷の上で生活しているようなものだ。

釜炊きごはんのように炊ける炊飯ジャーでご飯を炊くのと、
薪を使ったエコストーブに鍋を載せてご飯を炊くのと
どっちが美味しいだろうか?

このまえ広島県庄原市で見てきた
ゆーしゃいんの熊原さんの事例も載っている。

地域のおばあちゃんが作った野菜を
デイサービスの給食に使う。
その代り地域通貨を渡し、
系列のレストランで食事をしてもらう。

無縁社会をひとつひとつつないでいくのは、
この本にあるように、
「お役立ちのクロス」
をいくつ作っていくか?というところに尽きる。

あらためて、ヒーローズファームの理念を思い出す。

「ひとりひとりが役割を果たす喜びを感じられる地域社会をデザインする。」

里山資本主義がまたひとつ、ヒントをくれた。
読むべき1冊です。
強くオススメします。

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Posted by ニシダタクジ at 06:09│Comments(0)思い
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